四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
ウドとは
ウド茶に使用するウドは本州や四国九州などに自生するウコギ科の多年草です。
独特の香りがあり和え物や天婦羅など旬の山菜として好まれ日本人にとってなじみの深い植物です。
ウド茶の主な有効成分
・アスパラギン酸
・クロロゲン酸
・ジテルペンアルデヒド
・リモネン
・葉酸
ウド茶に含まれる主な成分の効能
アスパラギン酸
アスパラギン酸はアミノ酸の一種です。
アスパラギン酸には利尿作用があるため、老廃物などを体外に排出することでむくみなどの解消につながります。
アスパラギン酸には新陳代謝を促す効果があり、疲労回復効果が期待されます。
クロロゲン酸
クロロゲン酸はポリフェノールの一種です。
活性酸素を除去する働きのある抗酸化作用があり、老化予防や生活習慣病予防の効果が期待されます。
またクロロゲン酸には体内に脂肪が蓄積されるのを抑える働きがあるため、メタボリックシンドロームや肥満などをを予防する効果も知られています。
ジテルペンアルデヒド
ジテルペンアルデヒドには自律神経のバランスを保つ働きがあることから
ストレスやイライラなどの軽減に役立ちます。
また血液の循環を整える働きがあるため疲労回復効果があるといわれてい
ます。
リモネン
リモネンは香りの成分で、交感神経を刺激する働きがあり、
体内の新陳代謝を活発にすることで血行の促進や頭をすっきりさせる効果があります。
リモネンは体内に入るとる脳内にα波が現れることが分かっていてリラックス効果があるといわれています。
その他、血行促進することで頭皮の育毛環境を整え抜け毛予防などの効果も期待されます。
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ウドのきんぴらの作り方
材料
ウド 1本
砂糖 大匙1
味醂 大匙1
醤油 大匙1
鷹の爪 1/2本
①うどは短冊切りにして酢水にさらしあくを抜きます。
②フライパンに油を熱し鷹の爪の輪切りを入れ油に香りをうつすように炒めます。
③②のフライパンに水けをきったウドを入れ炒めます。
③砂糖、味醂、醤油で味付けし水分がほとんどなくなるまで煎り付けます。
ウド茶の作り方
①春(3月~4月)に採取します。
②きれいに水洗いし輪切りにして天日干しにします。
③からからに乾いたら清潔な瓶などに保存します。
ウド茶の飲み方
煮沸かして入れる場合
①やかんにウド茶葉ひとつまみと水1リットルを入れ火にかけます。
②沸騰したら火を弱め5分くらい煮詰めてからいただきます。
急須で入れる場合
①急須にウドの茶葉を一つまみ入れ熱湯をぎます。
②5分くらい抽出してからいただきます。
ウド茶のおすすめポイント
ウドは独特の香りが特徴できんぴらや酢味噌和えなど旬の野菜として好まれています。
ウド茶は、疲れをとりたい方、風邪予防をしたい方頭痛を軽減したい方などにおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。