四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
イチジクとは
イチジクはクワ科の落葉高木で、その果実が食用にされます。
果実は生食されるほか、乾燥させてドライイチジクとして広く流通しています。
イチジクの実は、お菓子用やケーキ、果実酒、ジャム、コンポート、ソースの材料など幅広く利用されています。
また日本では甘露煮にもされます。
イチジクの葉茶の有効成分
・オーキシンベンズアルデヒド
・ベルガプテン
・プソラレエン
・スチグマステロール
・ルチン
・フィシン
・カリウム
イチジクの葉茶に含まれる成分の働きや効能
■スチグマステロール
イチジク茶に含まれるスチグマステロールには血液中のコレステロールを
低下させる作用がるといわれています。
■ルチン
イチジクに含まれるポリフェノールの一種、ルチンには抗酸化作用があり、老化防止や肌トラブルの解消などの効果が期待されます。
■ベルガプテン
イチジクに含まれるベルガプテンには炎症を静める効果があるため神経痛などの症状を和らげる効果が期待されます。
■オーキシンやベンズアルデヒド
イチジク茶に含まれるオーキシンやベンズアルデヒドには、便秘解消の作用が期待されます。
■ベルガプテンやプソラレエン
イチジク茶に含まれるベルガプテンやプソラレエンには血圧降下作用があるため高血圧の予防につながります。
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イチジクの葉茶の副作用・注意点
イチジク茶は様々な効果が期待できますがベルガプテンの成分には光毒性成分がわずかに含まれています。
このため摂取後、光に当たると皮膚への影響がある場合も考えられます。
普段から肌の弱い人は摂取を控える、または紫外線を避けるなどの注意が必要です。
イチジクの葉茶の作り方
①夏期(7月~8月)にイチジクの葉を採取します。
②誇れを取り水できれいに洗って天日乾燥させます。
③パリパリに乾燥したらハサミなどで細かく刻みます。
イチジクの葉茶の飲み方
①あたためたティーポットに大匙1~2のイチジクの葉茶を入れ熱湯を注ぎます。
②5分くらい蒸らして抽出します。
③あらかじめあたためたカップに注いでいただきます。
イチジクジャムの作り方
イチジクはいろいろな料理にも使えますが実がたくさん手に入ったらジャムを作ってみましょう。
簡単に甘さ押さえたおいしい手作りジャムができあがります。
材料
イチジク 500g
グラニュー糖 150g~180g(お好みで)
レモン汁 適宜
①イチジクを洗ってヘタを取りカットします
②イチジクに砂糖をまぶしてしんなりするまで置きます
③イチジクを鍋に入れ弱火で木べらで焦がさないように煮詰めていきます。(15分~20分くらい)
④レモン汁を入れさらに煮詰めます。
※イチジクのジャムは冷めると固くなりますのでやや柔らかいかなというところで火からおろします。
⑤冷めてから清潔な瓶などで保存します。
イチジクの葉茶のおすすめポイント
イチジクの木は江戸時代に中国から渡ってきたと言われ不老長寿の果物とも呼ばれて珍重されてきました。
イチジクの葉茶には、飲むだけでなく外用としてもイボとりなどに効果があると言われています。
イチジクの葉茶は、ほんのりと甘さがあり飲みやすいお茶で、ノンカフェインなので安心して飲んでいただけます。
便秘を改善したい方、冷え性で悩んでいる方などにおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。