四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
ヤマノイモとは
ヤマノイモ茶に使用するヤマノイモはヤマノイモ科つる性多年草でう山芋、ジネンジョウ(自然生)などと呼ばれ、粘性が非常に高く滋養強壮の作用があることでも知られています。
ヤマノイモ茶の主要成分
・食物繊維
・たんぱく質
・ビタミンB
・ビタミンC
・葉酸
・ミネラル
・デンプン
・ムチン
・アラントイン
・アルギニン
・コリン
・ジオスチン
・ジアスターゼ
・サポニン
ヤマノイモ茶の効果・効能
■滋養強壮効果
ヤマノイモ茶に含まれるグロブリンとマンナンには強壮作用があるため滋養強壮に役立ちます。
■消化の促進
ヤマノイモ茶のネバネバ成分ムチンには消化を助ける作用があるため消化不良の改善を助けます。
■便秘の解消
ヤマノイモ茶には植物繊維が豊富に含まれており腸内の働きを活発にし老廃物を体内に排出する効果で便秘の解消に役立ちます。
■胃健効果
ヤマノイモ茶に含まれるねばねば成分のムチンが胃や腸の粘膜を保護しアミラーゼには胃を健康にする作用があるため胃健効果が期待されます。
■糖尿病予防
ヤマノイモ茶に含まれるねばねば成分のムチンには糖質の吸収を抑え、血糖値の上昇防止する働きがあるため糖尿病予防にも役立ちます。
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ヤマイモの食べ方
ヤマイモの酵素は熱を加えることで消えてしまいます。
そのため、すりおろしてそのままいただいたりオクラや納豆などと合わせたねばねば丼、マグロの刺身の上にかけた山かけ丼など生で食べるのがおすすめです。
ヤマノイモ茶の作り方
①冬期(11月頃)に採取した根茎をきれいに水洗いします。
②細かく刻んでから天日干しします。
③カラカラに乾燥したら清潔な瓶などに乾燥剤と一緒に入れ保存します。
ヤマノイモ茶の淹れ方
①ポットに乾燥したヤマノイモ茶葉をいれ熱湯を注ぎます。
②5分ほど蒸らしてから戴きます。
ヤマノイモ茶のおすすめポイント
ヤマノイモ茶は日本の食卓にも非常になじみの深いもので昔から滋養強壮などの効果があるとされており根茎を乾燥させた生薬(山薬)は日本薬局方にも収録されています。
疲れ気味に方、糖尿病などを予防したい方、胃を健康に保ちたい方などにおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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