四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
ヤマノイモとは
ヤマノイモ茶に使用するヤマノイモはヤマノイモ科つる性多年草でう山芋、ジネンジョウ(自然生)などと呼ばれ、粘性が非常に高く滋養強壮の作用があることでも知られています。
ヤマノイモ茶の主要成分
・ムチン
・アミラーゼ
・アルギニン
・コリン
・ジオスチン
・食物繊維
ヤマノイモ茶に含まれる成分の効能
ムチン
ネバネバ成分ムチンには消化を助ける作用があるため消化不良の改善に役立ちます。
ムチンには糖質の吸収を抑え、血糖値の上昇防止する働きがあるため糖尿病予防効果も期待されます。
アミラーゼ
アミラーゼには、胃や腸の粘膜を保護し消化を助ける働きがあることから、消化不良や胸やけなどを予防する胃健効果が期待されます。
アルギニン
アルギニンはアミノ酸の一種です。
アルギニンには成長ホルモンの分泌を促す働きや免疫力を高める作用があります。
また運動によるアンモニア濃度の上昇を抑える働きがあることから疲労を抑える効果が期待されます。
コリン
コリンは、脳内の神経伝達物質、アセチルコリンをつくる元となる成分です。
コリンには記憶力を高めたり、認知症の予防にも効果があると言われています。
アセチルコリンには血管を拡張させることで血圧を下げる効果も期待されています。
食物繊維
食物繊維は小腸で、消化吸収されずに大腸まで届く成分です。
腸内の環境を整える働きがるため、便秘の解消に効果的です。
また体内の余分な老廃物を排出し善玉菌を増やす作用があるため肥満予防や、高血圧など生活習慣病予防にも効果が期待されます。
スポンサードリンク
ヤマイモの食べ方
ヤマイモの酵素は熱を加えることで消えてしまいます。
そのため、すりおろしてそのままいただいたりオクラや納豆などと合わせたねばねば丼、マグロの刺身の上にかけた山かけ丼など生で食べるのがおすすめです。
ヤマノイモ茶の作り方
①冬期(11月頃)に採取した根茎をきれいに水洗いします。
②細かく刻んでから天日干しします。
③カラカラに乾燥したら清潔な瓶などに乾燥剤と一緒に入れ保存します。
ヤマノイモ茶の淹れ方
①ポットに乾燥したヤマノイモ茶葉をいれ熱湯を注ぎます。
②5分ほど蒸らしてから戴きます。
ヤマノイモ茶のおすすめポイント
ヤマノイモ茶は日本の食卓にも非常になじみの深いもので昔から滋養強壮などの効果があるとされており根茎を乾燥させた生薬(山薬)は日本薬局方にも収録されています。
疲れ気味に方、糖尿病などを予防したい方、胃を健康に保ちたい方などにおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
こちらの記事もおすすめ






スポンサードリンク