四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
レンコンとは
レンコン茶に使用するレンコン(蓮根)はハスの地下茎の先端部分が肥大したもので、春先に収穫されます。
レンコンはてんぷらや煮しめ、五目寿司の具などさまざまな料理に利用されるほか、切り口にアナがたくさんあることから「見通しがきく」ということでお正月のおせちなどの縁起物としても重宝されてきました。
レンコン茶の主な有効成分
・ムチン
・タンニン
・カルシウム
・ビタミンC
・カリウム
・炭水化物
・カリウム
・ビタミンC
レンコン茶に含まれる成分の効能
ムチン
ムチンは多糖類の一種で、ねばねばした成分に粘膜を保護する働きがあります。
ムチンの、粘膜を保護し体内環境を整える働きによって、ドライアイの改善や、胃腸を健康に保つ効果が期待されます。
またムチンには、たんぱく質を分解する働きがあるため疲労回復にも役立つといわれています。
タンニン
タンニンはポリフェノールの一種で、活性酸素を除去する働きのある抗酸化作用を持つため、生活習慣病予防や、老化予防に効果があるとされています。
またタンニンには収れん作用があるため、腸の粘膜に作用することで下痢の改善にも役立つといわれています。
カリウム
カリウムはミネラルの一つで、体内のナトリウムと作用するため無くてはならない栄養素の一つです。
カリウムには利尿作用があり、体内にたまった余分な水分やナトリウムを排出する働きがあることからむくみの改善や、血圧を下げる効果も期待されます。
ビタミンC
ビタミンCには、シミやそばかすの原因となるメラミンを抑える働きがあることから、肌トラブルの解消に役立ちます。
また免疫力を高める働きがあることから、風邪などの予防や疲労回復に役立ちます。
ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない成分です。
ビタミンCがコラーゲンの生成を助けることで骨粗しょう症予防や関節を
健康に保つのに役立ちます。
食物繊維
食物繊維は体内で吸収されず、大腸まで届く成分です。
体内の余分な老廃物を排出したり、腸内を整える働きがるため、便秘の解消にも効果的です。
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レンコン茶の作り方
材料(1人分)
レンコンの絞り汁 大匙2
ショウガの絞り汁 小匙1
はちみつ 適宜(お好みで)
作り方
①小鍋にレンコンとショウガの絞り汁と水200CCはちみつを入れ火にかける。
②沸いたらできあがりです。
レンコンの絞り汁の作り方
①レンコンをきれいに洗って皮ごとすりおろします。
②すりおろしたものを清潔な布巾などにつつみ絞り出す。
(レンコンの絞り汁は時間がたつと色が変わってしまいます使う分だけ絞りましょう)
③絞ったものをそのまま飲むこともできます。
飲みすぎに注意し1回に飲む量はおちょこに一杯くらいにしておきましょう。
レンコン葛茶の作り方
材料(1人分)
レンコンの絞り汁 大匙2
ショウガの絞り汁 小匙1
片栗粉 小匙1
はちみつ 適宜
①小鍋にレンコンとしょうが汁、水200㏄、片栗粉、はちみつを入れ火にかける
②混ぜながらあたため沸いたら火を弱めとろみがでたらできあがり。
レンコン茶のおすすめポイント
レンコンには体内の目や胃やのどなどさまざまな粘膜を守る大切な成分ムチンが含まれています。
レンコン茶は葛茶にすると冷めにくく風邪予防にはぴったりです。
風邪の予防に、また咳やのどの痛みを和らげたいとき、寒気がするとき、また毎年花粉症などのアレルギーに悩まされている方などにおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。