四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
黒豆とは
黒豆はダイズの品種のひとつです。
黒大豆(くろだいず)種皮にアントシアニン系の色素を含むため、外見が黒色をしています。
黒豆の有効成分
・アントシアニン
・サポニン
・大豆イソフラボン
・大豆レシチン
・大豆ペプチド
・不飽和脂肪酸
・食物繊維
・ビタミンK
・ビタミンB群
・ミネラル
黒豆茶に含まれる成分の主な効能
アントシアニン
アントシアニンとは青紫色の色素でフラボノイドの一種です。
アントシアニンの青紫は強い紫外線から守るために作りだされた成分で、夜盲症や視力の改善など目の健康に効果的だといわれています。
またアントシアニンには強い抗酸化作用や抗炎症作用があるため、老化予防や生活習慣病の予防に役立ちます。
イソフラボン
大豆イソフラボンには女性ホルモンと似た働きがあるため年齢を重ねるにつれて少なくなる女性ホルモンを補うことで骨粗鬆症を予防し老化を遅らせる効果が期待されます。
また大豆イソフラボンが女性ホルモンの代わりに働くことで更年期障害の症状を和らげるといわれています。
サポニン
サポニンには脂肪の吸収を抑え、さらに蓄積させない働きがあるため肥満予防効果が期待されます。
またサポニンには人間の自然免疫である「ナチュラルキラー細胞」を活性化させる働きがあるといわれています。
免疫力を高めることで風邪などにかかりにくい丈夫な体を作ります。
レシチン
レシチンは血管についたコレステロールを溶かし血液を広げ流れをよく
する働きがあるため、血液がサラサラになることで動脈硬化の予防に役
立ちます。
またレシチンには、記憶力や認識効果を高め脳の働きを助ける作用があるためアルツハイマーなどの認知症の予防にも役立つといわれています。
大豆ペプチド
大豆ペプチドには運動によって損傷された筋肉を修復、補強する働きがあります。
脂質代謝を促すことによって疲労回復効果が期待されます。
食物繊維
食物繊維は小腸で、消化吸収されずに大腸まで届く成分です。
腸内の環境を整える働きがるため、便秘の解消に効果的です。
また体内の余分な老廃物を排出し善玉菌を増やす作用があるため肥満予防や、高血圧など生活習慣病予防にも効果が期待されます。
ビタミンK
ビタミンKは骨の健康に関わる脂溶性のビタミンです。
ビタミンKにはカルシウムの生成を助けたり、カルシウムの排出を抑制
したりする働きがあります。
また「止血のビタミン」とも呼ばれ、出血した際に血液を固めて止血するのを助ける働きがあります。
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黒豆茶の飲み方
①急須に黒豆の粉を大さじ1~2杯いれ熱湯を注ぎます。
②5分ほど蒸らしてよく抽出してから飲みます。
煮沸かす場合
①に水1リットルを沸騰させてから黒豆を40グラム~50gくらい入れ弱火で5分くらい煮詰めます。
②火を止めて5分くらい蒸らしてから飲みます。
黒豆ご飯の作り方
黒豆は他にもいろいろな料理で取り入れることができますがここでは黒豆ごはんの作り方を紹介します。
材料
米 3合
黒豆 50g
酒 大匙2
塩 適宜
①洗った黒豆を一晩水につけておきます。
②炊飯器に研いだ米と塩、酒を入れ普通に炊き上げて戴きます。
黒豆茶のおすすめポイント
黒豆茶はノンカフェインなので安心して飲むことができます。
アンチエイジングが気になる、冷え性の方、骨粗しょう症を予防したい方などにおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。