四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
ツワブキとは
ツワブキ(石蕗)は主に西日本で見られるキク科の多年草です。
フキと似ており煮物、佃煮などにして食べられています。
ツワブキ茶 は便秘や食中毒などに効果があることでも知られています。
ツワブキ茶の主な有効成分
・カリウム
・食物繊維
・ビタミンC
・ヘキセナール
・タンニン
・ミネラル
ツワブキ茶に含まれる成分の効能
カリウム
カリウムはミネラルの一つで、体内のナトリウムと作用するため無くてはならない栄養素の一つです。
カリウムには利尿作用があり、体内にたまった余分な水分やナトリウムを排出する働きがあることからむくみの改善や、血圧を下げる効果が期待されます。
食物繊維
食物繊維は体内で吸収されず、大腸まで届く成分です。
体内の余分な老廃物を排出したり、腸内を整える働きがるため、便秘の解消にも効果的です。
また植物繊維は体内で水分を吸収し膨らむ不溶性で少量で満腹感が得られる上にカロリーが低いことからことからダイエットにも向いています。
ビタミンC
ビタミンCには、シミやそばかすの原因となるメラミンを抑える働きがあることから、肌トラブルの解消に役立ちます。
また免疫力を高める働きがあることから、風邪などの予防や疲労回復に役立ちます。
ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない成分です。
ビタミンCがコラーゲンの生成を助けることで骨粗しょう症予防や関節を
健康に保つのに役立ちます。
ヘキセナール
ヘキセナールには、強い抗菌作用があり体内にウイルスが繁殖するのを防
ぐ効働きがあるため風邪などの予防に役立ちます。
ヘキセナールの強い抗菌作用よって食あたりや下痢などを防ぐ効果が期待されます。
タンニン
タンニンはポリフェノールの一種で、活性酸素を除去する働きのあ
る抗酸化作用を持つため、生活習慣病予防や、老化予防に効果があ
るとされています。
またタンニンには収れん作用があるため、腸の粘膜に作用することで
下痢の改善にも役立つといわれています。
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ツワブキの副作用・注意点
ツワブキはピロリジジンアルカロイドを含むため生で食べるのには適しません。
ゆがいて灰汁抜きをしたものでなければ食べないように注意しましょう。
ツワブキの下ごしらえ
①採取したツワブキはきれいに洗いたっぷりのお湯で10分~15分ほどゆがきます。
②ざるにとってすぐ水に浸します。
③そのまま一晩以上水に浸けてあく抜きをします。
ツワブキの佃煮(キャラブキ)の作り方
材料
ツワブキ 500~600g
醤油 大匙3
みりん 大匙2
酒 大匙2
砂糖 大匙3
昆布 5センチ角1枚
鷹の爪 1本
①上記の下ごしらえをしてあく抜きしたツワブキの茎は4~5㎝くらいに切り昆布はハサミで糸状にカットします。
②鍋に調味料を煮たててから昆布とキャラブキを入れ弱火で焦がさないように煮汁がほぼなくなるまで煮含めます。
ツワブキ茶の作り方
①秋(10月頃)に茎、葉を採取する
②きれいに洗って天日干しします。
③乾燥したものを細かく刻みます。
④煎じて飲みます。
ツワブキ茶のおすすめポイント
ツワブキは冬の間も葉が枯れることなく非常に生命力の高い植物で昔から民間薬として食べるだけでなくその高い殺菌量を利用して塗り薬としても利用されてきました。
塗り薬としては筋肉痛、できもの、虫刺され、切り傷、打撲などに効果があると言われています。
ツワブキは日本人にとってなじみの深い和風の食材としてなじみの深いものです。
ツワブキを乾燥させてのむツワブキ茶は風邪予防や生活習慣病などが気になる方などにおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選らぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。