四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
ヤマモモとは
ヤマモモの葉茶に用いるヤマモモは中国原産の、ヤマモモ科の常緑樹で3~4月に小さな花を咲かせ初夏に濃い赤色の果実をつけます。
中国名は楊梅ですが、山に生え果実がモモににていることから、日本ではヤマモモと呼ばれています。
ヤマモモの葉茶の主な有効成分
・フラボノイド
(ミリセチン)
(クエルシトリン)
・ビタミンC
・タンニン
(アスコルビン酸)
ヤマモモの葉茶に含まれる成分の効能
フラボノイド
フラボノイドは植物自身が紫外線などから身を守るためにできた色素
でポリフェノールの一種です。
活性酸素の生成を抑える働きのある抗酸化作用があり、細胞の老化を
遅らせることで、生活習慣病の予防や、アンチエイジング効果が期待
されます。
ビタミンC
ビタミンCには、シミやそばかすの原因となるメラミンを抑える働き
があることから、肌トラブルの解消に役立ちます。
また免疫力を高める働きがあることから、風邪などの予防や疲労回復に役立ちます。
ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない成分です。
ビタミンCがコラーゲンの生成を助けることで骨粗しょう症予防や関節を健康に保つのに役立ちます。
タンニン
タンニンはポリフェノールの一種で、活性酸素を除去する働きのある抗酸化作用を持つため、生活習慣病予防や、老化予防に効果があるとされています。
またタンニンには収れん作用があるため、腸の粘膜に作用することで
下痢の改善にも役立つといわれています。
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ヤマモモの酒の作り方
材料
ヤマモモの実 1キロ
氷砂糖 1キロ
ホワイトリカー 1.8L
①清潔な広口瓶にすべての材料を入れ直射日光の
当たらない場所で保存します。
②2か月くらいしたら飲み頃です。
ヤマモモの葉茶の作り方
①夏(7月~8月)に樹皮を採取します。
②洗って日干しにします。
③乾燥したら清潔な瓶などに保存します。
ヤマモモの葉茶の淹れ方
①ポットにヤマモモの葉茶を入れ熱湯を注ぎます。
②5分~7分ほど蒸らしてから飲みます。
ヤマモモ葉茶のおすすめポイント
果物としてもおいしいヤマモモは季節になると店頭でもよく見かけます。
また民間薬として口内炎などのうがい薬として利用されてきました。
ヤマモモの葉茶は甘みがありのみやすいお茶です。
リラックスしたい方、インフルエンザなどの感染症を予防したい方、花粉症などのアレルギー症状を緩和したい方などにおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。