四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
スイカズラとは
スイカズラ茶に使用するスイカズラ(吸い葛)はほぼ日本全国に分布するスイカズラ属の常緑つる性植物です。
5月頃できる蕾は陰干しし古くから漢方薬としても利用されています。
スイカズラ茶の主な成分
・タンニン
・クロロゲン酸
・ルテオリン
スイカズラ茶のに含まれる成分の効能
ルテオリン
ルテオリンはポリフェノールの一つで強い抗酸化作用があるため、老化予防や生活習慣病の予防に役立ちます。
また、ルテオリンには抗炎症作用やアレルギーを抑制する作用があることから花粉症などの症状のアレルギーの緩和に効果があるといわれています。
クロロゲン酸
クロロゲン酸はポリフェノールの一種です。
活性酸素を除去する働きのある抗酸化作用があり、老化予防や生活習慣病予防の効果が期待されます。
またクロロゲン酸には体内に脂肪が蓄積されるのを抑える働きがあるため、メタボリックシンドロームや肥満などをを予防する効果も知られています。
タンニン
タンニンはポリフェノールの一種で、活性酸素を除去する働きのある抗酸化作用を持つため、生活習慣病予防や、老化予防に効果があるとされています。
またタンニンには収れん作用があるため、腸の粘膜に作用することで下痢の改善にも役立つといわれています。
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スイカズラ茶の作り方
①スイカズラの蕾(4月~5月)と葉(6月~9月)を採取します。
②埃などをとり綺麗に水洗いします。
③蕾はザルなどに並べて陰干しします。
④葉は風通しのよいところで日干しします。
⑤乾いたら清潔な瓶などに保存します。葉の方はハサミなどで細かく刻んでおきます。
スイカズラ茶の飲み方
①急須にスイカズラの茶葉をいれ熱湯を注ぎます。
②5分ほど蒸らしてからいただきます。
スイカズラ茶のおすすめポイント
スイカズラは日本全国の山地などに自生し比較的手に入りやすい植物です。
常緑低木で冬でも葉が枯れないことから冬を忍ぶ意味の忍冬(ニンドゥ)という呼び名が付いています。
スイカヅラ茶は神経痛のある方、風邪予防、肥満予防をしたい方、などにおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。