四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
ゲンノショウコとは
ゲンノショウコはフウロソウ科の多年草で日本全土で、道端や野原で生えており容易に手に入れることができます。
昔からゲンノショウコは「医者いらず」と称され、民間治療に利用されてきました。
ゲンノショウコの名前は、飲んですぐに効果が表れることから「現の証拠」であるという意味でつけられたという由来があります。
ゲンノショウコ(現の証拠)
学名: Geranium thunbergii
開花期 7~10月
生薬名 ゲンノショウコ
ゲンノショウコの有効成分
・タンニン
・フラボノイド
・ケルセチン
ゲンノショウコの効果・効能
タンニン
タンニンはポリフェノールの一種で、活性酸素を除去する働きのある抗酸化作用を持つため、生活習慣病予防や、老化予防に効果があるとされています。
またタンニンには収れん作用があるため、腸の粘膜に作用することで下痢の改善にも役立つといわれています。
フラボノイド
フラボノイドは植物自身が紫外線などから身を守るためにできた色素でポリフェノールの一種です。
活性酸素の生成を抑える働きのある抗酸化作用があり、細胞の老化を遅らせることで、生活習慣病の予防や、アンチエイジング効果が期待されます。
ケルセチン
ケルセチンは、ポリフェノールの一種です。
脂肪の燃焼効率を高めて排出を促進する作用がありコレステロールを減少させる働きがあるといわれます。
また、抗酸化作用や抗炎症作用があることから、老化防止や関節の痛みの緩和などにも効果があると言われています。
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ゲンノショウコの飲み方
①葉を収穫したらきれいに洗って陰干にします。
②乾燥した茎、葉をハサミで切るなどして細かくします。
③清潔な瓶などに保存します。
③煎じて飲みます。
ゲンノショウコ茶のおすすめポイント
古くから医者いらずと呼ばれ、下痢止めの効果があるお茶として利用されてきたゲンノショウコですが
ゲンノショウコに含まれるケルセチンには、抗アレルギー作用や免疫力強化作用があるため花粉症の症状を緩和する働きがあることがわかってきました。
下痢を予防したいときや、花粉症などのアレルギーを抑えたい方などにおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。