四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
スギナとは
スギナ(杉菜)茶に利用するスギナとは、トクサ属の多年生で土筆が成長したものです。
非常に生命力が強く痩せた土地でも繁殖しミネラルが豊富なことでも知られています。
スギナ茶の主要成分
・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンE
・シトステロール
・カルシウム
・マグネシウム
・ナトリウム
・カリウム
・マンガン
・鉄
・亜鉛
・銅
・葉緑素
・ケイ酸
・サポニン
スギナ茶に含まれる成分の効能
スギナ茶のもっとも特化すべき点は人が健康的に生活していく上に置いて欠かせない栄養素であるミネラルを
非常に多く含んでいるということです。
その他にもビタミンやほうれん草の155倍のカルシウムを豊富に含む植物です。
■ケイ素
スギナ茶に含まれるケイ素には血液をサラサラにする働きがあるため、細胞が活性化されます。
また人体に入ってきた毒素を排出するデトックス効果があるため美容にも役立ちます。
ほかにもデトックス効果があることからダイエットのサポートにも効果が期待されます。
■葉緑素
スギナ茶に含まれる葉緑素には血をきれいにし血液を作るる働きがあります。
利尿作用があることからむくみの改善に役立ちます。
■カルシウム
スギナ茶に含まれる豊富なカルシウムが骨格を形成し骨を丈夫にする働きがあるため骨粗鬆症予防も期待されます。
■カリウム・ナトリウム
スギナ茶に含まれるカリウムやナトリウムには自律神経の働のきを調整する働きがあり自律神経失調症の改善効果も期待できると言われています。
■サポニン
サポニンは植物の根や茎、葉などに含まれている成分で、苦味やエグみの元となります。コレステロールを下げ、過酸化脂質の生成を抑制する働きを持っています。
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スギナ茶の注意点
スギナにはチアミナーゼが含まれていますので長期にわたり大量摂取することでまれにチアミン欠乏症を
引き起こすことがあるといわれています。
必ず適量を守りましょう。
また念のため次の方は摂取を控えましょう
・心臓病・腎臓病の人
・アレルギーのある人
・妊婦さん
・子供(微量だがニコチン成分を含むため)
スギナ茶のつくり方
①農薬や除草剤などのかかっていないスギナを春から初夏にかけて採取します。
②ごみなどを取り除ききれいに洗います。
③水けをきり陰干しで乾燥させます。
④パリパリに乾燥したらハサミなどで切ったりもんだりして細かく粉砕します。
⑤フライパンで焦がさないようにから煎りにします。
保存する場合は乾燥材とともに入れ冷暗所におきます。
スギナ茶の飲み方
煮沸かす場合
①やかんに大さじ1~2杯と水1リットルを入れ火にかける。
②コトコトと10分くらい煮詰めてからいただきます。
急須で入れる場合
①大さじ1~2杯のスギナ茶を急須に入れ、熱湯をぎます。
②5分くらい蒸らしてから飲みます。
スギナ茶のおすすめポイント
スギナは非常にミネラルが豊富で栄養価が高くヨーロッパでも古くから健康茶として飲まれてきました。
カフェインを含まないのでお子さんやカフェインが気になる方にも安心して飲むことができますが、スギナ茶はお茶代わりごくごく飲むのには適さず漢方薬のように少しずつ飲むのがおすすめです。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。