四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
オオバコとは
オオバコ茶に利用するオオバコとは、オオバコ科の多年草です。
日本中の道端などでみられ生命力が強く、昔から風邪の民間薬としても知られています。
オオバコの主要成分
・プランタギニン
・アウクビン
・クエン酸
・水溶性食物繊維
・アスコルビン酸
オオバコ茶に含まれる成分の効能
プランタジン
プランタジンはフラボノイドの一種です。
プランタジンには鎮咳作用があるため、のどの不調の緩和に役立つとされています。
アスコルビン酸
アスコルビン酸は、水に溶ける水溶性ビタミンの一つで抗酸化ビタミンと呼ばれています。
体内でのコラーゲン生成に欠かせない成分で、抗炎症作用、抗酸化作用があるため老化予防などの効果が期待されます。
クエン酸
クエン酸とは金柑まなど柑橘に含まれる酸味の成分です。
クエン酸には疲労の原因となる乳酸を分解する働きがあるため疲労回復に効果を発揮します。
クエン酸には健康に生きていくために欠かせないカルシウムなどのミネラルの吸収を助ける働きがあります。
そのほか酸味成分が胃液の分泌を促すことで食欲不振の改善に役立ちます。
水溶性食物繊維
オオバコ茶に含まれる水溶性食物繊維が胃腸の状態を改善する働きがあることから便秘の解消が期待されます。
余分な脂肪分を輩出してくれることからダイエットにも役立つと考えられます。
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オオバコ茶の注意点
自然のオオバコ茶には副作用などは発表されていませんが大量摂取することで便秘の改善効果が逆に下痢になるなど
の症状になる可能性もありますので飲みすぎには注意際ましょう。
また、医師の治療を受けている方や、妊婦さんは飲むのをやめておきましょう。
オオバコ茶の作り方
①道端や野原に群生していますが除草剤などのかかっていないものを春から秋にかけて(4月~9月頃)全草を採取します。
②埃やごみをとり綺麗に洗って水けをきり日干しします。
③パリパリに乾いたら揉むなどして細かくします。
④清潔な瓶などに乾燥剤と一緒に入れ保存します。
オオバコ茶の飲み方
①やかんに大匙1杯の茶葉と水1リットルを入れ火にかけます。
②沸騰したら火を弱め10分くらい煮詰めます。
③食前また食間に飲みます。
オオバコ茶のおすすめポイント
オオバコは非常に繁殖力が強く野に群生し雑草としては値が張り抜きずらくてこずらせてくれますが
その強い生命力が特徴でもあります。
特にのどの痛みやせき止めなど風邪の諸症状に効果があると言われています。
やや苦いのではちみつなどを入れて飲むのもおすすめです。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。