四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
クマザサとは
クマザサ(隈笹)はイネ科ササ属の植物で年間を通しアジア、日本に広く生育しています。
冬には葉の縁に白く隈取りが現れることがその名の由来と言われています。
クマザサ茶の有効成分
・バンフォリン
・リグニン
・ビタミンC
・ビタミンK
・ビタミンB1
・ミネラル
・葉緑素
クマザサ茶に含まれる成分の効能
バンフォリン
バンフォリンには防腐効果があるといわれています。
リグニン
腸内の環境を整える働きがるため、便秘の解消に効果的です。
また体内の余分な老廃物を排出し善玉菌を増やす作用があるため肥満予防や、高血圧など生活習慣病予防にも効果が期待されます。
ビタミンC
ビタミンCには、シミやそばかすの原因となるメラミンを抑える働きがあることから、肌トラブルの解消に役立ちます。
また免疫力を高める働きがあることから、風邪などの予防や疲労回復に役立ちます。
ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない成分です。
ビタミンCがコラーゲンの生成を助けることで骨粗しょう症予防や関節を
健康に保つのに役立ちます。
ビタミンB2
ビタミンB2は水溶性のビタミンです。
ビタミンB2は「発育のビタミン」ともいわれ、皮膚や髪、爪などの再生など、発育に関わるビタミンです。
ビタミンB2には脂肪を燃焼させ新陳代謝を促す働きがあるためダイエットの味方です。
ビタミンK
ビタミンKは骨の健康に関わる脂溶性のビタミンです。
ビタミンKにはカルシウムの生成を助けたり、カルシウムの排出を抑制したりする働きがあります。
また「止血のビタミン」とも呼ばれ、出血した際に血液を固めて止血するのを助ける働きがあります。
葉緑素
葉緑素はクロロフィルとも呼ばれ、植物や海藻などに含まれている緑色の色素です。
葉緑素には体内に入った有害物質を排出する働きがあることから胃や腸の粘膜を保護し修復する作用や、デトックス効果が期待されます。
また葉緑素には、血中のコレステロールを下げる作用があることから血液がサラサラになることで血行の促進効果が期待されます。
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おいしい飲み方
急須で入れる場合
①急須に大さじ1~2杯を入れ熱湯を注ぎます。
②5分くらい蒸らしてから飲みましょう。
煮沸かす場合
①やかんにやかんに水1リッとクマザサを大さじ1~2杯を入れ火にかけます。
②沸騰したら弱火にして5分~8分くらい煮詰めてから飲みます。
入浴剤として
クマザサ茶のおすすめポイント
クマザサの葉が手に入ったら入浴剤としても使ってみましょう。
編みに笹の葉を入れて浴槽に浮かべます。
笹の抗菌作用によりあせも、湿疹などの予防乾燥からくる皮膚のかゆみなどに効果があります。
さまざまな効果があるといわれているクマザサ茶ですが、最も注目されるのは造血作用があるということではないでしょうか?
そのためクマザサは「緑の血液」とも呼ばれています。
クマザサ茶は、やや甘くて飲みやすいお茶でノンカフェインなのでカフェインが気になる方も安心して飲むことができます。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。