四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
杜仲茶とは
杜仲とは、中国原産のケヤキに似た楕円形の葉をした落葉高木で樹皮は漢方薬の原料として使われ、若葉はお茶として利用されています。
杜仲茶の有効成分は
・ゲニポシド酸
・フラボノイド
・クロロゲン酸
・ミネラル
杜仲茶に含まれる成分の効能
ゲニポシド酸
ゲニポシド酸には副交感神経を刺激する作用があるため血流を改善、血圧を下げる効果があるといわれています。
また大腸を刺激することから便秘解消にも役立ちます。
ゲニポシド酸には鎮静効果があることから、頭痛や肩こりなどの痛みに対して沈静作用があると言われています。
クロロゲン酸
クロロゲン酸はポリフェノールの一種です。
活性酸素を除去する働きのある抗酸化作用があり、老化予防や生活習慣病予防の効果が期待されます。
またクロロゲン酸には体内に脂肪が蓄積されるのを抑える働きがあるため、メタボリックシンドロームや肥満などをを予防する効果も知られています。
フラボノイド
フラボノイドは植物自身が紫外線などから身を守るためにできた色素でポリフェノールの一種です。
活性酸素の生成を抑える働きのある抗酸化作用があり、細胞の老化を遅らせることで、生活習慣病の予防や、アンチエイジング効果が期待されます。
ミネラル
ミネラルは、無機質とも呼ばれ、骨や歯をの形成に欠かせないカルシウムやマグネシウム、代謝を助けるモリブデン、貧血を予防する鉄分など、人が健康に生きていくうえで欠かせない成分で六大栄養素の一つです。
ミネラルが不足すると体に不調が現れてきます。
なかでも特に必要な13種類の成分が必須アミノ酸と呼ばれています。
スポンサードリンク
杜仲茶の飲み方
①やかんに1リットルの水とティーパックを入れ火にかけます。
②沸騰したら火を弱め10分以上煮詰めて抽出させていただきます。
冷めてもおいしいので夏場は冷やして冷蔵庫などに入れておきましょう。
杜仲茶のおすすめポイント
古くから中国では不老長寿の健康茶として珍重されてきた杜仲茶には健康な生活に欠かせないビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
ミネラルは体にためておくことができない成分のため摂取し続けることが大切です。
杜仲茶はさらっとしてクセのない味でノンカフェインなので妊婦さんやお子さんにも安心して飲むことができますのでミネラル補給にはぴったりかもしれませんね。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
こちらの記事もおすすめ
スポンサードリンク
このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。