四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
クコとは
クコはナス目ナス課の植物で東アジア(中国~日本)原産の落葉低木です。
夏~初秋にかけて開花し果実は1.5cmほどの楕円形の真っ赤な実をつけます。
クコの実は食用・薬用として広く知られています。
クコ茶にはクコの葉を乾燥したものを使用します。
クコの葉茶の主な栄養成分
・ベタイン
・ルチン
・ビタミンC
・ビタミンB
クコの葉茶に含まれる成分の効能
ベタイン
クコ茶に含まれる赤色の色素ベタインには肝機能を活性化作用があると
言われています。
ルチン
ルチンは植物の苦みや渋み成分でビタミンPと呼ばれるポリフェノールの一種です。
強い抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果や生活習慣病予防効果が期待されます。
またルチンにはビタミンCの吸収を助ける働きがあるため、ビタミンCと一緒に摂ることで果が高まるといわれています。
ビタミンC
ビタミンCには、シミやそばかすの原因となるメラミンを抑える働きがあることから、肌トラブルの解消に役立ちます。
また免疫力を高める働きがあることから、風邪などの予防や疲労回復に役立ちます。
ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない成分です。
ビタミンCがコラーゲンの生成を助けることで骨粗しょう症予防や関節を健康に保つのに役立ちます。
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クコの葉茶の飲み方
やかんで煮沸かす場合
①やかんに水1リットルと大さじ1杯~2杯のクコ茶を入れ沸騰させます。
②弱火にして7分~8分煮詰めます。
急須で入れる場合
①急須にクコ茶を大さじ1~2杯を入れ熱湯をそそぎます。
②5分くらい蒸らしてからいただきます。
クコ粥
クコはお茶として利用されるほかお粥にすると消化にもよく体を温めることができるのでおすすめです。
クコ粥の作り方
材料
ごはん(もち米可) 1合
水 お米の3倍くらい
クコの実 適宜
中華だしの素
塩
醤油
①土鍋などにごはんとお水を入れ火にかけけます。
②沸騰したら火を弱めクコの実と中華出しを入れコトコト好みの柔かさになるまで炊きます。
③塩、しょうゆで味を調えます。
※豚肉・鶏肉・ホタテなど お好みで足して炊いたり、炊きあがったお粥に三ツ葉、白髪ネギ、パクチーなどお好みの薬味をトッピングしていただくといっそうおいしく頂けます。
クコ茶のおすすめポイント
中国では不老長寿のお茶として漢方薬として使われているクコ茶には、ビタミン・ミネラルが豊富でノンカフェインなので安心して飲むことができます。
冷え性や二日酔い、パソコンの使い過ぎで目の疲れを感じている方は試してみるとよいかもしれませんね。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。