四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
目薬の木とは
目薬の木はムクロジ科カエデ属の落葉高木で日本国内のみに自生し「千里眼の木」「ミツバナ」とも呼ばれています。その名の由来は江戸時代から眼病に効用があるとされ、樹皮を煎じた汁を目薬として使用していたためと言われています。
目薬の木の有効成分
・ロドデンドリン
・トリテルペン
・フラボノイド
・ケルセチン
・カテキン
目薬の木に含まれる成分の効能
ロドデンドリン
ロードデンドリンはタンニンの一種で、肝機能を高める働きや活血作用があります。
肝機能と目の健康には密接な関係があり、このロードデンドリンの働きによって、肝臓の解毒作用が高まり、目の健康にも役立つといわれています。
トリテルペン
トリテルペンには活性酸素を除去する抗酸化作用や、抗炎症作用、抗アレルギー効果があるといわれています。
また脂肪やコレステロールの分解を促進する作用もあるため肥満防止にも役立つと考えられています。
フラボノイド
フラボノイドは植物自身が紫外線などから身を守るためにできた色素でポリフェノールの一種です。
活性酸素の生成を抑える働きのある抗酸化作用があり、細胞の老化を遅らせることで、生活習慣病の予防や、アンチエイジング効果が期待されます。
ケルセチン
ケルセチンは、ポリフェノールの一種です。
脂肪の燃焼効率を高めて排出を促進する作用がありコレステロールを減少させる働きがあるといわれます。
また、抗酸化作用や抗炎症作用があることから、老化防止や関節の痛みの緩和などにも効果があると言われています。
カテキン
カテキンは、ポリフェノールの一種で、渋味や苦味の成分です。
強い抗酸化作用があるため生活習慣病予防や老化予防が期待されます。
また殺菌作用や抗菌作用があるため、風邪やウイルスなどから体を守る働きがあります。
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目薬の木茶の入れ方
①急須に目薬の木茶の茶葉を1.5gくらいいれお湯を注ぎます。
②5分程蒸らしよく抽出させてから飲みます。
やかんで沸かす場合茶葉を5gの水を700~800くらいいれ沸騰させ沸騰したらやや弱火にしに出してから飲みましょう。
目薬の木のおすすめポイント
目薬の木茶はノンカフェインなのでカフェインが気になる方も安心して飲めます。
パソコンやスマホなど目を酷使することが多い現在目の疲れが気になる方は試してみるのがよいかもしれませんね。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。