四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
ハハコグサとは
ハハコグサ茶に利用するハハコグサは日本全国に道端や水田などで見られるキク科の越年草です。
春の七草のひとつで日本人にとってなじみの深い植物です。
4~6月にかけて、黄色い花を咲かせます。
ハハコグサ茶の主な有効成分
・ルテオリン
・アピゲニン
・ケルセチン
・フィトステロール
・フラボノイド
ハハコグサ茶に含まれる成分の働き
ルテオリン
ルテオリンはフラボノイドの一種です。
活性酸素を除去する働きのある抗酸化作用があり、生活習慣病予防や老化予防の効果が期待されます。
またルテオリンは尿酸を下げる働きがあることでも知られています。
アピゲニン
アピゲニンもフラボノイドの一種です。
活性酸素を除去する働きのある抗酸化作用があり、生活習慣病予防や老化予防の効果が期待されます。
また、アピゲニンには自律神経に作用する働きがあることから鎮静作用があるといわれています。
ケルセチン
クロセチンは、黄色の天然色素です。
クロセチンには強い抗酸化作用があるため、老化の防止効果が期待されます。
また網様体筋に働くことで眼精疲労の改善や、疲れ目からくる肩こりなどの改善に役立つとされています。
フラボノイド
フラボノイドは植物自身が紫外線などから身を守るためにできた色素で
ポリフェノールの一種です。
活性酸素の生成を抑える働きのある抗酸化作用があり、細胞の老化を遅らせることで、生活習慣病の予防や、アンチエイジング効果が期待されます。
フィトステロール
フィトステロールはファイトケミカルの一種です。
フィトステロールには血液中のコレステロールを抑える働きがあること
から、生活習慣病予防などの効能が期待されるほか、免疫力を高める作用があるといわれています。
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ハハコグサ茶の副作用・注意点
ハハコグサ茶には期待できる効能がありますがキク科の植物なためキク科の植物にアレルギーのある方は摂取をさけましょう。
ハハコグサ茶の作り方
①春の開花期(4月~6月)に全草を採取します。
②埃をとり綺麗に洗った後日干しにします。
③乾いたら細かく刻み保存します。
ハハコグサ茶淹れ方
煮出す場合
①やかんにひとつまみのハハコグサ茶葉と水500mlをいれ火にかけます。
②沸騰したら火を弱め5分くらい煮出します。
急須で入れる場合
①急須に一つまみのハハコグサ茶葉を入れ熱湯を注ぎます。
②5分くらい蒸らし抽出させてからいただきます。
ハハコグサの粥の作り方
①ハハコグサの花が咲く前の若茎と葉を採取します。
②きれいに洗って軽く塩ゆでします。
③土鍋にご飯1膳分とごはんの倍量のお水を入れ火にかけます。
④沸いたら火を弱めゆでた野菜をまぜあわせます。
⑤塩で味をととのえ好みの柔かさになったらできあがりです。
ハハコグサのおすすめポイント
ハハコグサは春の七草としてなじみの深い植物です。
ハハコグサ茶はやや渋みがあります。
咳を静めたいときやのどの痛みを静めたいときなどにおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。