四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
キンミズヒキとは
キンミズヒキ茶に利用するキンミズヒキはバラ科の多年草で夏に黄色の小花が稲穂のように細長くつく様からキンミズヒキ(金の水引)に似ていることからこの名がつけられたと言われています。
キンミズヒキ茶の主な有効成分
・タンニン
・アグリモノリド
キンミズヒキ茶に含まれるタンニンの効能
キンミズヒキ茶に含まれる成分は主にタンニンです。
タンニンはポリフェノールの一種で、活性酸素を除去する働きのあ
る抗酸化作用を持つため、生活習慣病予防や、老化予防に効果があ
るとされています。
またタンニンには収れん作用があるため、腸の粘膜に作用することで
下痢の改善にも役立つといわれています。
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キンミズヒキ茶の作り方
①夏から秋口にかけて全草を採取します。
②水できれいに洗ってから天日干しにします。
③カラカラに乾いたらハサミや手もみなどで細かくし清潔な瓶などに保存します。
キンミズヒキ茶の飲み方
①やかんにキンミズヒキの茶葉を10~15gと水を600cc入れ火にかけます。
②沸騰したら火を弱め15分ほど煮詰めて抽出させます。
③一日3回に分け食間に飲みましょう。
キンミズヒキ茶のおすすめポイント
キンミズヒキは野原や山中でもよく見かける植物で種子が衣服などに付着することから「ひっつきむし」と呼ばれたりします。
全草を乾燥させたものは仙鶴草(せんかくそう)という生薬として漢方でも利用されてきました。
キンミズヒキ茶は甘みがありさっぱりとした飲み口です。
湿疹や下痢などに摂取する他、口内炎にはキンミズヒキ茶でのうがいもおすすめです。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。