四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
緑茶とは
緑茶は、摘み取った茶の葉を加熱処理して、茶葉中の発酵を妨げたお茶です。
日本茶の煎茶、ほうじ茶、抹茶は緑茶で、日本人にとって最も身近でよく飲まれているお茶と言えます。
緑茶の成分
・カテキン
・カフェイン
・テアニン
・サポニン
・ビタミンC
緑茶に含まれる主な成分の働き
カテキン
カテキンは、ポリフェノールの一種で、渋味や苦味の成分です。
強い抗酸化作用があるため生活習慣病予防や老化予防が期待されます。
また殺菌作用や抗菌作用があるため、風邪やウイルスなどから体を守る働きがあります。
サポニン
サポニンには脂肪の吸収を抑え、さらに蓄積させない働きがあるため肥満予防効果が期待されます。
またサポニンには人間の自然免疫である「ナチュラルキラー細胞」を活性化させる働きがあるといわれています。
免疫力を高めることで風邪などにかかりにくい丈夫な体を作ります。
テアニン
テアニンはお茶に含まれる、うま味成分でアミノ酸の一種です。
テアニンが体内に入ると脳内にα波が現れることで、興奮を鎮めてリラックス効果が得られ、集中力や記憶力を高める作用があるといわれています。
また、α波でリラックスすることによって血行がよくなり冷え性改善にも役立つほか、安眠効果や女性特有の月経前症候群症状の緩和などの効果も期待されています。
ビタミンC
ビタミンCには、シミやそばかすの原因となるメラミンを抑える働きがあることから、肌トラブルの解消に役立ちます。
また免疫力を高める働きがあることから、風邪などの予防や疲労回復に
役立ちます。
ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない成分です。
ビタミンCがコラーゲンの生成を助けることで骨粗しょう症予防や関節を健康に保つのに役立ちます。
カフェイン
カフェインは眠気覚ましの効果がよく知られていますがこれは脳内で眠気の元となる「アデノシン」という物質が抑えられるためといわれており、この作用によって頭がさえすっきり目が覚める覚醒効果が期待されています。
またカフェインには、ほかにもリラックス効果や利尿効果があるとされています。
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緑茶の飲み方
①ポットなどに人数分のお湯を沸かして80度くらいになるまで少し覚まします。
(緑茶のビタミンCへ熱に強く80℃くらいまでは壊れないため)
②急須にお茶の葉を入れ(3人分で約6g)お湯をそそぎます。
②1分ほど蒸らしてからいただきます。
緑茶のおすすめポイント
ビタミンEの10倍の抗酸化効果を持つと言われさまざまな効果が期待できる緑茶ですが緑茶に含まれるビタミンCは熱に強く壊れにくいという特色もあると言われています。
誰でも手に入れやすく身近な緑茶を毎日の生活に積極的に取り入れていきましょう。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。