四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
ほうじ茶とは
ほうじ茶(ほうじちゃ)は、緑茶の一種で、番茶や煎茶を焙煎したものです。
安価なうえに独特の香りが好まれ食事中のお茶としても人気があります。
ほうじ茶の主な有効成分
・クロロフィル
・カテキン
・アミノ酸
・サポニン
ほうじ茶に含まれる成分の効能
クロロフィル(葉緑素)
クロロフィルは植物に含まれている緑色の天然色素です。
人の血液の色素と似た働きをすることから「緑の血液」とも呼ばれています。
体内からコレステロールや有害物質を排出してくれる解毒作用があることから細胞の活性化に役立つといわれています。
カテキン
カテキンは、ポリフェノールの一種で、渋味や苦味の成分です。
強い抗酸化作用があるため生活習慣病予防や老化予防が期待されます。
また殺菌作用や抗菌作用があるため、風邪やウイルスなどから体を守る働きがあります。
サポニン
サポニンには脂肪の吸収を抑え、さらに蓄積させない働きがあるため肥満予防効果が期待されます。
またサポニンには人間の自然免疫である「ナチュラルキラー細胞」を活性化させる働きがあるといわれています。
免疫力を高めることで風邪などにかかりにくい丈夫な体を作ります。
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ほうじ茶入れ方
煮出して入れる場合
①やかんにほうじ茶葉大匙3と1リットルの水をいれ火にかけます。
②沸騰したら火を弱め5分くらい煮出します。
急須で入れる場合
①急須にティースプーン2のほうじ茶葉を入れ熱湯を注ぎます。
③1分くらい蒸らしてからいただきます。
ほうじ茶のおすすめポイント
ほうじ茶は、独特の香ばしい香りがあり口当たりはなめらかでのみやすいお茶です。
カフェインが少ないので安心して飲むことができます。
ほうじ茶にはリラックス効果もありほっと一息つきたいときなどにもおすすめです。
またほうじ茶には豊富なビタミンCが含まれ熱にも強いという特徴がありますのでほうじ茶を常時飲むことによって風邪予防にもつながります。
他にもアンチエイジングに興味のある方、歯を健康に保ちたい方、またお子さんやお年寄りの方にもおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。