四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
べにふうきとは
べにふうき(紅富貴)は、べにほまれと枕Cd86を交配させたお茶の品種です。
国民の4人に1人はかかっていると言われる花粉症、なかなか効果的な特効薬が見られませんでした。
近年、べにふうき(紅富貴)の緑茶にはアレルギーを抑制する可能性があるということで注目されています。
べにふうき茶の有効成分
・メチル化カテキン
・グルタミン酸
・テアニン
べにふうきに含まれる成分の効能
べにふうきには緑茶には含まれないメチル化カテキンという成分が豊富に含まれています。
メチル化カテキン
メチル化カテキンにはアレルギー抑制効果があるため花粉症の症状の一つであるヒスタミンの放出を防ぐことで花粉症を予防します。
べにふうき緑茶のメチル化カテキンはアトピーなどのアレルギー症状にも
効果を表すといわれています。
テアニン
テアニンはお茶に含まれる、うま味成分でアミノ酸の一種です。
テアニンが体内に入ると脳内にα波が現れることで、興奮を鎮めてリラックス効果が得られ、集中力や記憶力を高める作用があるといわれています。
また、α波でリラックスすることによって血行がよくなり冷え性改善にも役立つほか、安眠効果や女性特有の月経前症候群症状の緩和などの効果も期待されています。
グルタミン酸
グルタミン酸は体内で合成可能な非必須アミノ酸のひとつです。
グルタミン酸には脳内でアンモニアを解毒する作用や、利尿作用があります。
脳の神経伝達物質のひとつで、脳を活性化することで記憶力や集中力がアップされると言われています。
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べにふうき茶を飲む際のポイント
「べにふうき」は元は紅茶用に開発されたお茶で日本では紅茶を日常的に飲む習慣が少なく普及が遅れました。
しかし緑茶に加工した場合メチル化カテキンが豊富に含まれ抗アレルギー効果があることが解明されたために一躍注目されるようになりました。
そのため花粉症の軽減などを目的とされる場合は必ずべにふうき緑茶の方を摂るようにしましょう。
べにふうき茶の飲み方
煮沸かす場合
①やかんにべにふうき緑茶のティーバッグ2個分と500mlの水を入れ沸かします。
②沸騰したら火を弱めて5分くらい煮沸かします。
急須などで入れる場合
①急須に1.5g粉末茶を入れ200mlの熱湯を注ぎます。
②かき混ぜ少し蒸らしてからいただきます。
べにふうき茶を飲むタイミング
花粉がまん延し症状が悪化してからでは効果が
出にくくなります。
スギ花粉が飛散する2・3週間前から飲み始めましょう。
べにふうき茶のおすすめポイント
メチル化カテキンによって抗アレルギー作用が期待できる「べにふうき」毎年花粉症の辛い症状やアレルギーなどで悩まれている方は花粉症の季節が来る前に飲み始めてみられてはいかがでしょうか?
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。