健康茶「マテ茶」の効能・効果、飲み方、注意点

中国茶
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四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。

マテ茶とは

マテとは南米(アルゼンチン、ブラジル、パラグアイウルグアイ等)に減産するモチノキ科 モチノキ属の属する常緑高木です。
ビタミンやミネラル豊富な健康茶として人気です。

マテ茶には
①茶葉を煎ったローストマテ(渋みがなく香ばしい)

②葉を乾燥させたものがグリーンマテ(やや渋みがある)の2種類があります。

 

マテ茶の栄養成分

・コリン
・ビタミンA
・ビタミンC
・食物繊維
・葉緑素
・ミネラル

 

マテ茶に含まれる成分の効能

コリン

コリンは、脳内の神経伝達物質、アセチルコリンをつくる元となる成分です。
コリンには記憶力を高めたり、認知症の予防にも効果があると言われています。
アセチルコリンには血管を拡張させることで血圧を下げる効果も期待されています。

 

ビタミンC

ビタミンCには、シミやそばかすの原因となるメラミンを抑える働きがあることから、肌トラブルの解消に役立ちます。
また免疫力を高める働きがあることから、風邪などの予防や疲労回復に役立ちます。
ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない成分です。
ビタミンCがコラーゲンの生成を助けることで骨粗しょう症予防や関節を
健康に保つのに役立ちます。

 

ビタミンA

ビタミンAには骨や皮膚、粘膜を健康に保つ働きがあります。
目の健康には欠かせない成分で、疲れ目や、充血、眼精疲労の緩和などの効果が期待されます。
また夜盲症など夜間の視力を維持する働きもあることも知られています。

 

食物繊維

食物繊維は小腸で、消化吸収されずに大腸まで届く成分です。
腸内の環境を整える働きがるため、便秘の解消に効果的です。

また体内の余分な老廃物を排出し善玉菌を増やす作用があるため肥満予防や、高血圧など生活習慣病予防にも効果が期待されます。

 

葉緑素

葉緑素はクロロフィルとも呼ばれ、植物や海藻などに含まれている緑色
の色素です。
葉緑素には体内に入った有害物質を排出する働きがあることから胃や腸
の粘膜を保護し修復する作用や、デトックス効果が期待されます。
また葉緑素には、血中のコレステロールを下げる作用があることから血液がサラサラになることで血行の促進効果が期待されます。

 

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マテ茶の注意点は

体質によってはお腹を下す場合もあると言われています。
マテ茶はカフェインを含みますので、妊婦さんや授乳中のお母さん、子供さんは飲むのを控えましょう。

 

マテ茶

 

マテ茶の一般的な飲み方

■やかんで煮沸かす場合

①やかんに1リットルの水とティーバッグ2つを入れ沸かします。

②沸騰したら火を弱め5分くらい煮詰め抽出します。

 

■ティーポットまたは入れる場合

①ティーポットにマテ茶葉をティースプーン1杯×人数分を入れ熱湯を注ぎます。

②3分~5分くらい蒸らします。

③砂糖、ミルク、はちみつなどお好みで加えて戴きます。

 

■水出しの場合

①冷用ポットなどに水500mlとマテ茶のティーバッグ1つ入れます。

②3時間以上おいてから香り味共によく出てから戴きます。

マテ茶

 

マテ茶のおすすめポイント

健康な体を維持するたものビタミンやミネラルが豊富に含まれ南米では「飲むサラダ」とも言われ、世界三大飲料の一つで(珈琲・紅茶・マテ茶)で日常的に飲まれています。
ビタミンやミネラルが不足していると感じられる方や、ダイエットを考えている方、肌トラブルを解消したい方などにおすすめの健康茶です。

 

健康茶を選ぶポイント

健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。

①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。

②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。

③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。

④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。

健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。

 

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注意
このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。
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