四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
とうもろこしのひげとは
焼いたり煮たりスープに入れたりと大人気のとうもろこし。
日本中で手に入る夏の代表的なお野菜のとうもろこしですが、このとうもろこしのひげをお茶にした健康茶にも注目が集まっています。
とうもろこしひげ茶の主な有効成分
・カリウム
・ビタミンE
・食物繊維
・鉄分
とうもろこしひげ茶に含まれる成分の効能
カリウム
カリウムはミネラルの一つで、体内のナトリウムと作用するため無くてはならない栄養素の一つです。
カリウムには利尿作用があり、体内にたまった余分な水分やナトリウムを排出する働きがあることからむくみの改善や、血圧を下げる効果が期待されます。
ビタミンE
ビタミンEは脂溶性ビタミンの一種です。
ビタミンEには強い抗酸化作用があり体内の活性酸素を抑える働きがあります。
加齢によって現れる症状の予防に役立つことから「若返りのビタミン」
とも呼ばれています。
紫外線から肌を守る働きもあることから肌トラブルの解消にも役立ちます。
またビタミンEには神経伝達物質に働き血流を改善する効果も期待されています。
食物繊維
食物繊維は体内で吸収されず、大腸まで届く成分です。
体内の余分な老廃物を排出したり、腸内を整える働きがるため、便秘の解消にも効果的です。
また植物繊維は体内で水分を吸収し膨らむ不溶性で少量で満腹感が得られる上にカロリーが低いことからことからダイエットにも向いています。
鉄分
とうもろこしのひげ茶には、女性には不足しがちな栄養素の一つ鉄分も含まれています。
鉄分には貧血の予防や、イライラなど精神の安定をやわらげてくれる効果が期待されます。
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※注意点
とうもろこしひげ茶には止血効果や、月経前のイライラや不安定な症状などの月経前症候群にも効果があると言われていますが妊婦や授乳中のお母さんは飲むのを控えましょう。
とうもろこしひげ茶の作り方
健康茶ブームもあって市販のものも手に入りやすくなりましたがとうもろこしが手に入ったときはとても簡単なので作ってみましょう。
①まずはとうもろこしの皮をむきます。
②次にひげをとりますがちぎれやすいのでゆっくりと剥がしていきましょう。
③きれいに洗って天日に干し乾燥させます。
④パリッと乾いたら手で揉んで小さくしましょう。
これで完成です。
とうもろこしひげ茶の飲み方
煮出す場合
①やかんに1リットルの水を沸かして大匙2の茶葉を入れます。
②火を弱めて10分くらい煮出してから飲みます。
急須で入れる場合
①急須に茶葉を小さじ1~2入れ熱湯を注ぎます。
②5分くらい蒸らしてからいただきます。
とうもろこしのひげ茶のおすすめポイント
夏に豊富に採れるとうもろこし。
ひげ茶は天日で干すだけで出来上がりとっても簡単です。
韓国や中国、欧米などでも古くから健康茶として飲まれており植物繊維やミネラル分が豊富の女性に嬉しい効能がいっぱい。
ノンカフェインだからカフェインを気にする方や子供も安心して飲めます。
口あたりがほんのり甘くのみやすいお茶です。
無理なダイエットはしたくないという方や慢性の便秘でお悩みの方、生理前のイライラを解消したい方などおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。