四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
玄米茶とは
玄米茶(げんまいちゃ)は玄米を蒸してから煎り狐色になったものやポップコーン状になったものを番茶と半々ずつ合わせて作られます。
緑茶の一種ですが玄米が入っているため香ばしく飲みやすいのが特徴の健康茶です。
玄米茶の主な有効成分
・カテキン
・γ-オリザノール
・ビタミンE
・ギャバ
・テアニン
・ミネラル
玄米茶に含まれる成分の効能
γ-オリザノール
γ-オリザノールは、米の胚芽などに含まれるポリフェノールの一種です。
γ-オリザノールには、血行をよくして、コレステロールの吸収を抑える働きがあことから、肥満や生活習慣病の予防に効果が期待されています。
またγ-オリザノールには自律神経の働きを促進する作用があることから自律神経失調症の改善にも効果があるといわれています。
ギャバ
ギャバ(GABA)とはアミノ酸の一種です。
ギャバには、神経の興奮を鎮める働きがあることから、リラックス効果や、ストレスの軽減に効果があるといわれています。
またギャバには、神経伝達物質であるノルアドレナリンの分泌を抑える働きによって血圧を下げる効果も期待されています。
ビタミンE
ビタミンEは脂溶性ビタミンの一種です。
ビタミンEには強い抗酸化作用があり体内の活性酸素を抑える働きがあります。
加齢によって現れる症状の予防に役立つことから「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
紫外線から肌を守る働きもあることから肌トラブルの解消にも役立ちます。
またビタミンEには神経伝達物質に働き血流を改善する効果も期待されています。
テアニン
テアニンはお茶に含まれる、うま味成分でアミノ酸の一種です。
テアニンが体内に入ると脳内にα波が現れることで、興奮を鎮めてリラックス効果が得られ、集中力や記憶力を高める作用があるといわれています。
また、α波でリラックスすることによって血行がよくなり冷え性改善にも役立つほか、安眠効果や女性特有の月経前症候群症状の緩和などの効果も期待されています。
カテキン
カテキンは、ポリフェノールの一種で、渋味や苦味の成分です。
強い抗酸化作用があるため生活習慣病予防や老化予防が期待されます。
また殺菌作用や抗菌作用があるため、風邪やウイルスなどから体を守る働きがあります。
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玄米茶入れ方
煮出して入れる場合
①やかんに玄米茶葉大匙3と1リットルの水をいれ火にかけます。
②沸騰したら火を弱め5分くらい煮出します。
急須で入れる場合
①急須にティースプーン2の玄米茶葉を入れ熱湯を注ぎます。
③1分くらい蒸らしてからいただきます。
玄米茶のおすすめポイント
玄米茶は渋みが少なく香りがよく口あたりもまろやかで子供さんやお年寄りにも安心して飲むことができます。
普段から便秘気味の方や生活習慣病が気になる方骨を丈夫にしたい育ち盛りのお子さんなどにおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。