四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
ユキノシタとは
ユキノシタ茶に使用するユキノシタは北海道以外ほぼ全国で見られる湿地の岩場などに自生するユキノシタ科の多年草です。
天婦羅や山菜として食用にされるほか昔から風邪や解毒剤などの民間薬としても利用されてきました。
ユキノシタ茶の主な有効成分
・塩化カリウム
・コハク酸
・クエルセチン
・アルブチン
・フラボノイド
・硝酸カリウム
・サキシフラギン
・ベルゲニン
ユキノシタ茶の効果・効能
ユキノシタは別名「虎耳草」「耳朶草」とも呼ばれており抗菌作用があることから、古くから中耳炎など耳の炎症などを抑えるため利用されていたといわれています。
ユキノシタにはメラニンの、生成を抑制するアルブチンという成分を含んでいるので、肌トラブルなどの改善を助けるといわれています。
またユキノシタに含まれる硝酸カリウムと塩化カリウムには咳を鎮めたり解熱作用や、利尿作用があるため風邪の予防やむくみ改善などにも利用されてきました。
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ユキノシタ茶の作り方
①開花期(5月~7月頃)茎・葉を採取します。
②埃などをとり除き洗って陰干しにします。
③乾燥したら細かく刻み清潔な瓶などに保存します。
ユキノシタ茶の飲み方
①やかんなどにユキノシタ茶葉20gくらいと水500ccをいれ火にかけます。
②沸騰したら火を弱め15分くらい煮詰めてからいただきます。
(風邪気味の時はショウガを1辺加えるのもおすすめです。)
ユキノシタ茶のおすすめポイント
ユキノシタ茶は独特の香りとほのかな甘みがありノンカフェインで飲みやすいお茶です。
日本ではよくみられる植物で昔から民間薬として重宝されてきました。
ユキノシタ(雪の下)は冬に雪が降り積もっても雪の下に緑の葉が隠れていることからこの名前が付けられたとも言われています。
風邪気味の方や咳が気になる方などにおすすめの健康茶です。
ユキノシタのてんぷら(白雪揚げ)の作り方
材料
ユキノシタの葉 適宜
天ぷら衣 適宜
作り方
①ユキノシタの葉はきれいに洗ってペーパータオルなどで抑えて水分をふき取ります。
②薄めの衣を作ります。
③葉の裏の部分だけに衣をつけて揚げます。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。