四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
りんご
りんごは、バラ科リンゴ属の落葉高木になる果実です。
春に白い花を咲かせます。
りんごの歴史は古く紀元前から栽培されていたとも言われています。
日本ではほぼ生食で食べられ、一部ジュースやお菓子などに加工されます。
りんごの主な成分は
・リンゴ酸
・ビタミンC
・リンゴポリフェノール
・クエン酸
・ペクチン
・ミネラル
リンゴ茶の効能
リンゴ酸
リンゴ酸は果実野菜などに含まれる有機酸です。
リンゴ酸には疲労の原因となる乳酸を分解してエネルギーに変換する働きがあるため疲労回復に役立ちます。
またリンゴ酸などの有機酸には食品の、酸化を防止する働きや、抗菌作用があることから風邪などを予防する効果も期待されています。
ポリフェノール
ポリフェノールは苦みや渋みの成分で植物が光合成をおこなう際できる物質です。
ポリフェノールには強い抗酸化作用があり活性酸素を除去する働きがあることから、老化予防や生活習慣病予防に役立ちます。
また尿酸の量を減らす働きによって痛風の予防や改善にも役立つといわれています。
ペクチン
ペクチンは水に溶けてゲル状になる特質があります。
下痢の時には水分をゲル状にして下痢を防ぎ、逆に便秘の時は水分を与え排出させることで便秘解消に役立ちます。
ペクチンが腸内環境を整えることで、疲労回復にもつながります。
またペクチンにはコレステロール値を下げる働きがあることから高血圧予防にも役立つと考えられています。
クエン酸
クエン酸とは金柑まなど柑橘に含まれる酸味の成分です。
クエン酸には疲労の原因となる乳酸を分解する働きがあるため疲労回復に効果を発揮します。
クエン酸には健康に生きていくために欠かせないカルシウムなどのミネラルの吸収を助ける働きがあります。
そのほか酸味成分が胃液の分泌を促すことで食欲不振の改善にも役立ちます。
ビタミンC
ビタミンCには、シミやそばかすの原因となるメラミンを抑える働き
があることから、肌トラブルの解消に役立ちます。
また免疫力を高める働きがあることから、風邪などの予防や疲労回復に役立ちます。
ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない成分です。
ビタミンCがコラーゲンの生成を助けることで骨粗しょう症予防や関節を健康に保つのに役立ちます。
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リンゴ茶の作り方
リンゴの種類は特になんでもいいですが無農薬のりんごを使用します。
材料
りんご 1個
キビ砂糖 りんごと同等くらい
レモン汁 適宜
①リンゴはよく洗って水分をふき取り皮付きのまま8等分して芯をくりぬきます。
②さらにうすく切ったリンゴをボールに入れ砂糖をまぶします。
③熱湯消毒済の清潔な瓶に②のりんごを入れ水分が上がってくるまで置きます。
④カップにすくって」お湯で割りレモン汁をかけていただきます。
リンゴ茶のおすすめポイントは
リンゴに含まれるポリフェノールには内臓脂肪減らす働きがあるといわれていますのでダイエットの補助食品として食べるのもありだと思います。
また食欲がない風邪気味の時などにもあまずっぱい酸味と香料で食べやすくかつ栄養効果も高いのでおすすめです。
お茶にすることでさらに飲みやすくなります。
健康茶を選ぶポイントは
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。