四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
あずきとは
あずき茶に利用する、あずきはササゲ属の一年草でお餅のあんやぜんざい、赤飯や羊羹、あんぱんなどの欠かせない材料として古くから知られており日本人にはとてもなじみの深いものです。
あずき茶は、このあずきを煎って煮だして飲むものです。
あずき茶に含まれる栄養成分
・アントシアニン
・ポリフェノール
・ビタミンB群
・食物繊維
・カリウム
あずき茶に含まれる成分の効能
アントシアニン
アントシアニンとは青紫色の色素でフラボノイドの一種です。
アントシアニンの青紫は強い紫外線から守るために作りだされた成分で、夜盲症や視力の改善など目の健康に効果的だといわれています。
またアントシアニンには強い抗酸化作用や抗炎症作用があるため、老化予防や生活習慣病の予防に役立ちます。
ポリフェノール
ポリフェノールは苦みや渋みの成分で植物が光合成をおこなう際できる物質です。
ポリフェノールには強い抗酸化作用があり活性酸素を除去する働きがあることから、老化予防や生活習慣病予防に役立ちます。
また尿酸の量を減らす働きによって痛風の予防や改善にも役立つといわれています。
食物繊維
食物繊維は体内で吸収されず、大腸まで届く成分です。
体内の余分な老廃物を排出したり、腸内を整える働きがるため、便秘の解消にも効果的です。
また植物繊維は体内で水分を吸収し膨らむ不溶性で少量で満腹感が得られる上にカロリーが低いことからことからダイエットにも向いています。
カリウム
カリウムはミネラルの一つで、体内のナトリウムと作用するため無くてはならない栄養素の一つです。
カリウムには利尿作用があり、体内にたまった余分な水分やナトリウムを排出する働きがあることからむくみの改善や、血圧を下げる効果が期待されます。
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あずき茶の作り方
材料
あずき 100g
水 1リットル
作り方
①あずきをざるなど入れて綺麗に洗います。
②そのまま一晩水につけてふやかします。
(苦みをとるため)
③水けをきれいに切ってフライパンで焦がさないよう弱火でじっくり煎ります。
④やかんに煎ったあずき大さじと水1リットルを入れ沸かします。
⑤沸騰したら火を弱めて20分くらい煮だしてできあがりです。
あずき茶のおすすめポイント
あずき茶はノンカフェインで妊婦さんも安心して飲むことができますし豊富なビタミン類を含み母乳の出もよくなると言われています。
ほんのり甘くてほっとするような優しい飲みやすい味です。
妊婦さんだけでなくむくみが気になる方や無理なダイエットよりも痩せる体質になりたい方などにおすすめの女性にやさしい健康茶です。
※あずきにアレルギーのある方は使用しないようにしましょう。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。