ハーブ「ホーステール」の淹れ方、効能、育て方

ハーブティー
Pocket

ホーステールとは

ホーステールはユーラシアや北米を原産とするトクサ科の多年草で日本では茎をスギナ(杉菜)胞子茎ははツクシ(土筆)と呼ばれ日本でもなじみの深い植物です。

ホーステールティーはミネラルが豊富でなかでもカルシウムの含有量はほうれん草の100倍以上とも言われています。

 

ホーステールティーの主な有効成分

・シリカ
・ケルセチン
・アルカロイド
・サポニン
・タンニン
・ミネラル
・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンE
・葉緑素
・フィトステロール

 

ホーステールティーのおすすめポイント

ホーステールティーはやや草の香りのするクセのない味でノンカフェインなので飲みやすいとハーブです。

「ミネラルの宝庫」と言われるくらいミネラルが豊富で非常に生命力の高い植物で知られています。

ホーステールには相乗効果で、骨や軟骨の生成を助ける働きのあるカルシウムとシリカが含まれています。
シリカには髪や爪や歯などを健康に保つ働きがあります。
また豊富に含まれるカルシウムとマグネシウムにはイライラや興奮を静め、安眠効果や自律神経のバランスを整えるはたらきがあります。
そのほか、利尿作用のあるナトリウムや抗酸化作用のあるフラボノイドなども含まれています。
栄養分の補給や、月経過多などを改善したい方、アンチエイジングが気になる方、骨粗しょう症を予防したい方などにおすすめのハーブティーです。

 

スポンサードリンク



 

ホーステール茶葉の作り方

①ホーステールの葉と茎を収穫します。

②束ねて吊るし乾燥させます。

③カラカラに乾燥したら適当な大きさにカットして清潔な瓶などに保存します。

 

ホーステールティーの淹れ方

①やかんや鍋などにホーステールティーの茶葉大匙1と水1リットルを入れ火にかけます。

②沸騰したらとろ火にして5分から7分煮詰めてから飲みます。

 

ホーステールティー飲用の注意点

ホーステールティーはミネラルが豊富で栄養価も高いのですが
・妊娠中の方
・授乳中の方
・お子さん
・スギナアレルギーの方
・その他病院にかかっている方は飲用を控えましょう。

ホーステールの育て方

ホーステールは野原や湿地に自生します。
苗が手に入ったら育ててみましょう。
雑草化するのを避けるためプランターなどがお勧めです。


栽培環境
日当たりがよく水持ちがよい半日陰が向いています。

用土
土質はとくに注意する必要はありません。

肥料
肥料は特に必要ありません。

水やり
湿気のある土地が向いていますので水やりはたっぷりします。

 

 

こちらの記事もおすすめ

パクチー(香菜)の効果・効能・レシピ・選び方・保存法
パクチーは、南ヨーロッパを原産とするセリ科の一年草 です。 生春巻きやフォーなどに調理されますが、独特の味と においが特徴で好みがわかれます。 日本にはなじみの薄い野菜でしたが最近ではよく知られ 簡単に手に入るようになりました。
オレンジの効果・効能・レシピ・選び方・保存法
オレンジは、インド原産のミカン科ミカン属の常緑小高木 になる果実です。 柑橘類のひとつで日本ではアマダイダイ(甘橙)と 呼ばれています。 実はジューシーで香り高く、生食されるほかジュースや 果実酒などに加工されます。
おいしくて簡単「白菜」の漬物を漬けてみよう!!
白菜は、アブラナ科アブラナ属の二年生植物です。 日本では大根やキャベツなどと同じく古くから親しまれて きた代表的な冬野菜で、冬のなべ物には欠かせません。 そのほか、クリーム煮やあえ物などいされるほか、塩漬けや キムチ漬けなどの材料にもなりま...
干しシイタケの作り方ともどし方
椎茸の成分エルゴステロールは日光に当たることによってビタミ ンDに変わるため干すことでビタミンDの含有量が増えます。 ビタミンDは骨を丈夫にしたり、骨粗鬆症予防などにも役立ちます。
ラズベリージャムの作り方と保存方法
ラズベリー(raspberry)は、ヨーロッパを原産とする バラ科キイチゴ属の低木になる果実です。 甘味と酸味がありジャムやおかしの材料、リキュールな どに利用されています
健康茶「レンコン茶」の働きや、飲み方、淹れ方など
レンコン茶に使用するレンコン(蓮根)はハスの地下茎の先端部分が肥大したもので、春先に収穫されます。 レンコンはてんぷらや煮しめ、五目寿司の具などさまざまな料理に利用されるほか、切り口にアナがたくさんあることから「見通しがきく」ということでお...

スポンサードリンク



 

注意
ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。
タイトルとURLをコピーしました