ハーブ「クローブ」の淹れ方や効能、育て方

ハーブティー
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クローブとは

クローブはインドネシアのモルッカ群島を原産のフトモモ科の常緑高木です。
チョウジノキの花のつぼみを乾燥させたもので、日本では「チョウジ」と呼ばれています。
殺菌力が高くヨーロッパでは歯痛の特効薬として重宝されてきました。
香りが強くハーブティーの、料理や香水としても幅広く利用されています。

 

クローブティーの主な有効成分

・フラボノイド
・オイゲノール
・フェノール酸
・タンニン
・精油

 

クローブティーのおすすめポイント

クローブティーの主成分であるオイゲノールには強い殺菌力があるため歯痛の緩和に利用されています。
またその香りから口内をスッキリさせる効果があるため口臭予防にも役立ちます。

クローブティーはバニラのような甘い香りと薬のようなスパーシーな香りが特徴です。
そのため飲みにくいと感じるかもしれませんが他のハーブとブレンドすることによって飲みやすくなるばかりでなく、合わせるハーブとの相乗効果も期待できます。
消化促進効果や口内をさっぱりさせる作用がありますので、胃のむかつきや食べすぎなどのときや食後に飲むのがおすすめのハーブです。

 

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クローブティー茶葉の作り方

クローブは家庭での栽培には不向きです。
そのため茶葉を購入して飲むのが一般的ですが、作る場合はクローブの蕾を乾燥させて使用します。

 

クローブティーの淹れ方

クローブティーは単体では臭みが強いのでカモミールやエルダーフラワーなどとブレンドしてのむのがおすすめです。

①ポットに砕いたクローブとカモミールやミントなどの茶葉をそれぞれティースプーン1入れ熱湯を注ぎます。

②3分ほど蒸らしてからのみます。

 

クローブティーの注意点

クローブは香りが強いので少量を使いましょう。
刺激が強いため妊婦さんや小さなお子さん、過敏な方は飲用を控えましょう。

 

 

 

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注意
ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。
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