ハーブ「チェストツリー」の淹れ方、効能、育て方効果・効能

ハーブティー
Pocket

チェストツリーティーとは

チェストツリー(chaste tree)は原産地はヨーロッパや中央アジアを原産とするシソ科の落葉樹で日本では「セイヨウニンジンボク」と呼ばれています。
ハーブとして用いられるほかにはスパイスなどに使われています。
夏には紫色の可憐な花を咲かせ女性の為のハーブとして珍重されてきました。

 

チェストツリーティーの主な成分

・フラボノイド類
・テルペン類
・脂肪酸
・アルカロイド
・イリドイド配糖体

 

チェストツリーティーのおすすめポイント

チェストツリーティーはレモンのような爽やかな香りと、辛みがありますが慣れれば飲めるようになります。
日本ではあまり知られていませんが、女性のためのハーブと言われており、世界で古くから女性の生理などの痛みを軽減するために用いられてきました。
生理前の痛みやイライラを静めたい方、生理不順が気になる方、むくみを解消したい方などにおすすめのハーブです。

 

スポンサードリンク



 

チェストツリーティーの茶葉の作り方

チェストツリーティーには実を使用します。

①チェストツリーの実を茎ごと摘み取ります。

②カラカラになるまで天日干しします。

③しごいて茎から外し実のみにします。

④清潔な瓶などに入れて保存します。

 

チェストツリーティーの淹れ方

①チェストツリーティーをつぶすまたは包丁を入れるなどして抽出しやすいようにします。

②ポットにチェストツリーティーの茶葉を入れ熱湯を注ぎます。

③蓋をしたまま5分から7分ほど蒸らしてからいただきます。

 

チェストツリーティー飲用の注意点

チェストツリーティーは女性ホルモンに働く作用があるハーブですので過剰摂取は控えましょう。
また次の方は注意が必要です。

・妊娠している方
・授乳中の方
・ホルモン治療を受けている方
 

 

 

 

チェストツリーの育て方

チェストツリーはあまり育てている人を見ませんが、夏にかわいい紫の花を咲かせます。
寒さにも暑さにも強く、害虫もつきにくいので育てやすい植物です。

栽培環境
日当たりの良い場所で、水はけがよい土壌が適しています。

水やり
地植えの場合、ほとんど必要ありませんが、猛暑の季節には、日中を避け、朝か夕方に水やりします。
鉢植えやプランターの場合は土表面が乾いたら水やりします。

種まき
種から育てる場合は春か秋に撒きます。

肥料
植える前に腐葉土に緩効性の化成肥料をまぜあわせておきます。
その後は様子を見て追肥します。

 


 

スポンサードリンク



 

 

こちらの記事もおすすめ

パクチー(香菜)の効果・効能・レシピ・選び方・保存法
パクチーは、南ヨーロッパを原産とするセリ科の一年草 です。 生春巻きやフォーなどに調理されますが、独特の味と においが特徴で好みがわかれます。 日本にはなじみの薄い野菜でしたが最近ではよく知られ 簡単に手に入るようになりました。
オレンジの効果・効能・レシピ・選び方・保存法
オレンジは、インド原産のミカン科ミカン属の常緑小高木 になる果実です。 柑橘類のひとつで日本ではアマダイダイ(甘橙)と 呼ばれています。 実はジューシーで香り高く、生食されるほかジュースや 果実酒などに加工されます。
おいしくて簡単「白菜」の漬物を漬けてみよう!!
白菜は、アブラナ科アブラナ属の二年生植物です。 日本では大根やキャベツなどと同じく古くから親しまれて きた代表的な冬野菜で、冬のなべ物には欠かせません。 そのほか、クリーム煮やあえ物などいされるほか、塩漬けや キムチ漬けなどの材料にもなりま...
干しシイタケの作り方ともどし方
椎茸の成分エルゴステロールは日光に当たることによってビタミ ンDに変わるため干すことでビタミンDの含有量が増えます。 ビタミンDは骨を丈夫にしたり、骨粗鬆症予防などにも役立ちます。
ラズベリージャムの作り方と保存方法
ラズベリー(raspberry)は、ヨーロッパを原産とする バラ科キイチゴ属の低木になる果実です。 甘味と酸味がありジャムやおかしの材料、リキュールな どに利用されています
健康茶「レンコン茶」の働きや、飲み方、淹れ方など
レンコン茶に使用するレンコン(蓮根)はハスの地下茎の先端部分が肥大したもので、春先に収穫されます。 レンコンはてんぷらや煮しめ、五目寿司の具などさまざまな料理に利用されるほか、切り口にアナがたくさんあることから「見通しがきく」ということでお...

 

スポンサードリンク



 

 

注意
ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。

 

タイトルとURLをコピーしました