ディルとは
ディル(dill)はヨーロッパ、アジア西部が原産のセリ科の一年草です。
和名はイノンドで、夏に丸く傘状に小さな黄色い花をつけ、秋に平らで楕円形の果実をつけます。
スパイシーな香りが特徴で種子と葉がハーブティーやスパイスとして用いられます。
ディルティーの主な成分
・カルボン
・リモネン
・フェランドレン
・ピネン
・サイメン
・精油
・ジペンテン
ディルティーおすすめポイント
ディルティーは葉の部分を使います。
レモンに似た清涼感とややピリッとする味です。
日本ではあまりなじみがないかもしれませんが欧米では一般的で古代エジプト時代から利用されてきた歴史のあるハーブです。
ディルの名前には「なだめる」「やわらげる」といった意味を持ち、西欧では乳幼児の夜泣きなどに利用されてきたそうです。
口臭が気になるときや、ストレスを緩和したいときなどにおすすめのハーブティーです。
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ディルの利用方法
独特のスパイシーな香りがします。
魚や肉のニオイ消しや、ディルティーがおすすめです。
料理の香りづけにすると、いつもの定番料理にまた変わった風味が楽しめます。
またマヨネーズやバターと混ぜて使う方法もあります。
ディルティーの淹れ方
①ポットのディルティーの茶葉を大匙1入れ熱湯を注ぎます。
②蓋をしたまま3分~5分蒸らします。
(量や蒸らし時間は好みで調整してください。)
ディルポテト
材料(2人分)
ジャガイモ 3~4個
ディルの葉 適宜
塩 少々
作り方
①ジャガイモは洗って柔らかくなるまで茹でます。
②ゆであがったジャガイモの皮をむき小さいものはそのまま、大きなものは一口サイズに切ります。
③ディルの葉は洗って小さく切ります。
④②のジャガイモに塩とディルをまぶして出来上がりです。
ディルの選び方
葉の色が生き生きとした緑色のものを選びましょう。ディルは、同じセリ科のフェンネルと見た目がとても似ています。二つを比べて、葉の密集度が高いのがディルです。ぱっと見だと見分けがつきにくいので、プランツタグをよく見て購入しましょう。
ディルティーの注意点
通常通りの仕様では問題がないとされていますが妊娠中の方やお子さんは薄めにしましょう。
ディルの育て方
北欧料理には欠かせないディルですが日本ではあまりなじみがありません。
キットや苗を見つけたら栽培してみましょう。
ディルは1年草なので1年ごとに植え付けます。
種まき
春か秋に種をまきます。
大きな株になるので40センチくらい間を空けて植えましょう。
水やり
鉢で育てる場合は乾いたらたっぷりあたえましょう。
置き場所
ディルは日当たりが良く風通しの良い場所に置くまたは植えましょう。
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ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に必ず、ご相談の上お試しください。