ハーブ「フェンネル」の淹れ方や、効能、育て方

ドライハーブ
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フェンネルとは

フェンネルは、地中海沿岸が原産のセリ科の多年草です。
日本ではウイキョウ(茴香)とも呼ばれています。
草丈は1mから2mほど高くなり夏に黄色い花をつけ秋には楕円形の実をつけます。
お腹の不調などに効くハーブとして知られています。

 

ティーの主な有効成分

・フラボノイド
・たんぱく質
・ビタミンB6
・葉酸 (B9)
・ビタミンC
・ミネラル
・精油
・脂肪酸

 

フェンネルティーのおすすめポイント

フェンネルティーは種子の部分を使用します。
ほのかに甘くカレーのようなスパイシーな香が特徴です。
フェンネルティーには消化を促進し、腸内環境を整えるる作用があります。

また女性ホルモンと似た働きをするホルモン様の働きがあるため女性に特有の症状に効果があるとされています。
またフェンネルティーのスパイシーな香成分には気分をスッキリさせるリラックス作用があります。

そのほか、フェンネルティーのスパイシーな香成分には気分をスッキリさせるリラックス作用があり、スパイシーな香は口臭予防にも役立ちます。

更年期障害やPMS(月経前症候群)を緩和したい方、口臭が気になる方、健康的にダイエットをしたい方、便秘解消をしたい方、リラックスしたい方などにおすすめのハーブティーです。

 

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フェンネルの茶葉の作り方

①熟したフェンネルの種を茎ごと収穫します。

②天日干しにしからからに乾いたらこそげ落とすなどして種だけをとります。

③清潔な瓶などに保存します。

 

フェンネルティーの淹れ方

①ポットにドライイフェンネルの茶葉大匙1をいれ熱湯を注ぎます。

②蓋をしたまま3分から5分(お好みで)抽出させてからいただきます。

 

フェンネルティーの注意点

フェンネル茶の特徴である女性ホルモンと同じような成分の働きは一方で元々のホルモンの調整が崩れる可能性もありますので妊娠中の方、授乳中の方、またお子さんは飲用を控えましょう。

フェンネルの育て方

栽培環境
フェンネルは日当たりがよく、水はけのよい肥えた土壌をを好みます。

水やり
庭植えの場合、基本雨水だけで育ちますが、炎天下の乾燥する季節には、夕方日が陰ってから水を与えます。
鉢植えの場合は表面が枯れたらたっぷり与えます。

肥料
庭植えの場合は植える前に有機肥料をまぜあわせておきます。
鉢植えの場合は、植え付けの時緩効性化成肥料を施し成長を見ながら液体肥料を追肥します。

用土
赤玉土と腐葉土をまぜあわせるか、市販の野菜用培養土を用います。

収穫
葉が柔らかいうちに収穫して食用にします。
種は熟したら茎の部分から収穫します。

 

 

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注意
ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。
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