ハーブ「バードックルート」の淹れ方、効能、育て方

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バードックルートとは

バードックルート(Burdock root)はユーラシア大陸を原産とするキク科ゴボウ属の多年草です。
和名では牛蒡(ゴボウ)で日本でも幅広く料理に使われているおじみの野菜で食物繊維が豊富に含まれていることで知られています。
ゴボウは日本では食用ですが、外国では主に薬用として利用されています。

 

バードックルートティーの主な有効成分

・イヌリン
・タンニン
・ポリフェノール酸
・苦味質
・飽和脂肪酸

 

バードックルートティーのおすすめポイント

バードックルートティーはごぼう特有の香ばしさとやや土の香りがありますが味はほとんどなくのみやすいハーブです。
バードックルートには抗酸化作用のあるリグナンやクロロゲン酸や腸内環境を整えるイヌリンが豊富に含まれています。
イヌリンには利尿作用や解毒作用、発汗作用などがあり便秘の解消にも役立ちます。

むくみが気になる方、健康的に便秘が気になる方、ダイエットをしたい方、アンチエイジングが気になる方などにおすすめのハーブティーです。

 

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バードックルートティー茶葉の作り方

①バードックルートは綺麗に洗って薄く輪切りにし日干し乾燥させます。

②カラカラに乾いたら清潔な瓶などに保存します。

 

バードックルートティーの淹れ方

①ポットにバードックルートティーの茶葉ティースプーン1入れ熱湯を注ぎます。

②蓋をしたまま3分~5分蒸らします。

 

バードックルートティー飲用の注意点

バードックルートティーには様々な効能があると言われていますが
・妊娠中の方
・お子さん
・キク科アレルギーの方
は飲用を控えましょう。

 

 

バードックルートの育て方

栽培環境
連作ができないので、日当たりがよく過去に栽培したことにない土地を選びます。

肥料
肥沃な土地を好みますので肥料は欠かせません。
植える前に元肥をまぜこみ、その後は化成肥料を追肥します。

種まき
1センチくらいの深さに種をまき、薄く土をかぶせて抑えます。
芽が出て育ってきたら、間引きします。

水やり
種まきをしたあと水やりし、その後2週間くらいは発芽するまで毎日水やりします。

用土
植える前に完熟した堆肥と化成肥料をまぜよく耕します。
酸性土壌に弱いので苦土石灰もまぜあわせておきます。
ゴボウは地下に深く伸びるので、深く掘りさらに、幅50センチ高さ30センチほどの畝を作ります。

収穫
大きくなりすぎると中にすがはいります。
直径1.5~2センチくらいになったら収穫します。

 

 


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注意
ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。
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