ハーブ「レモンバーム」の淹れ方や、効能、育て方

ドライハーブ
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レモンバームとは

レモンバーム(Lemon balm)は、南ヨーロッパ原産のシソ科の多年草です。
メリッサとも呼ばれ日本ではセイヨウヤマハッカ(西洋山薄荷)と呼ばれています。
レモンに似た香りでハーブとして利用されるほか料理の香り付けなどにも使われています。
古くから長寿のハーブといわれています。

 

レモンバームティーの主な有効成分

・ロズマリン酸
・シトロネラール
・タンニン類、
・フェノール酸

レモンバームティーのおすすめポイント

レモンバームティーは清涼感あるレモンのような香りでさっぱりとした後味でおいしいハーブです。
レモンバームにはアレルギー症状の原因となるヒスタミンの分泌を抑える働きがあるロズマリン酸が含まれているほか、消化吸収を助ける働き発汗作用や抗菌作用、抗ウイルス作用があります。

また爽やかな香り成分で気持ちが落ち着き不安な気持ちを静める効果もあります。
なんとなく気分がすぐれないときや風邪などを予防したい方などにおすすめのハーブティーです。

 

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レモンバームの乾燥させ方

①葉のついたまま茎からカットします。

②少しずつ束ねて吊るして日干し乾燥させます。

③カラカラに乾いたら、葉だけを取り清潔な瓶などに保存します。

レモンバームティーの淹れ方

フレッシュハーブの場合

①ポットに手で細かく契ったレモンバームの葉を適宜(8~10枚)程入れ熱湯を注ぎます。

②蓋をしたまま7分~8分蒸らします。

 

 

乾燥ハーブの場合

①ポットにスペアミントティーの茶葉をティースプーン1入れ熱湯を注ぎます。

②3分~5分ほど蒸らしてからいただきます。

 

レモンバームティー飲用の注意点

妊娠中の人は使用を控えましょう。

 

 

 

レモンバームの育て方

栽培環境
夏の暑さに弱いので半日陰になり、保水性がよく、肥沃な土地が適しています。

水やり
乾燥すると葉が茶色くなったりかたくなったりします。
水は、地植え、鉢植えともに、表面が完全に乾く前にたっぷりあたえます。
乾燥する時期には株もとに腐葉土やワラなどを敷いて畝を覆い乾燥しにくい環境にします。

肥料
庭植えも鉢植えともに、緩効性化成肥料を元肥としてあたえます。

用土
植える前に、土に赤玉土と腐葉土、元肥をまぜこんで、保水性がよく肥えた土壌にします。

種まき
種まきは春(3~5月)か、秋(9~10月)に行います。
苗が手に入ればそちらのほうが簡単です。
苗で植える場合は、5月か6月ごろに植えます。
間引いて最終的には、株と株の間は30センチほど開けます。

摘心
レモンバームは摘心することで脇芽が出てきて増やすことができます。
摘心先端の芽を摘むことです。

 


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注意
ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。

 

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