ハーブ「ホップ」の淹れ方、効能、育て方

ハーブティー
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ホップとは

ホップ(勿布)はアメリカや西アジアを原産とするはアサ科のつる性多年草で、日本では北海道で栽培されています。
ビールの材料の一つとなるものでホップティーもややビールに似た香りがあります。
ホップティーにはホルモン様の作用があるため女性に人気のあるハーブです。

 

ホップティーの主な有効成分

・フラボノール
・クエルシトリン
・フムロン
・フムレン
・ミルセン
・ルプリン
・ルプロン

 

ホップティーのおすすめポイント

ホップティーは薄めのビールのような香りと味でやや苦みがあります。
飲みにくい場合ははちみつなどをいれてみましょう。
ホップティーはエストロゲン様の作用があり女性特有の更年期障害やPMS(月経前症候群)などを緩和する働きがあるため「女性のためのハーブ」ともいわれています。
またホップにはアレルギー症状の緩和に役立つフラボノール、鎮静効果のあるルプリン、血糖値の上昇を抑える働きがあるといわれる血糖値の上昇を抑える働きがあるなどが含まれています。

生理痛や月経不順を緩和したい方、生活習慣病や花粉症を予防したい方、リラックスしたい方などにおすすめのハーブティーです。

 

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ホップティー茶葉の作り方

①夏から秋にかけて緑色のポップの実を収穫します。

②ざるなどに並べて乾燥させます。

③カラカラに乾いたら清潔な瓶などに保存します。

 

ホップティーの淹れ方

①ポップの茶葉に切れ目を入れるか揉むなどして香りが出やすいようにしておきます。

②ポットとカップはあらかじめ温めておきましょう。

③ポットに乾燥したホップ茶葉を大匙1くらい入れ熱湯を注ぎます。

④蓋をしたまま3分ほど蒸らしカップに注いでいただきます。

 

ホップティー飲用の注意点

ホップにはホルモンの調整するホルモン様作用や鎮静効果があるためエストロゲンを補充する治療をしている方やうつ症状のある方は使用しないようにしましょう。
また妊娠している方やお子さんも飲用を控えましょう。

 

ホップの育て方

ホップは冷涼で雨の少ない土地を好むので、栽培には東北地方などが向いています。
ハーブティーとして少しだけ作るならプランターがおすすめです。

栽培環境
耐寒性が強く、高温多湿が苦手です。
日当たりがよく半日陰で排水性の良い土地が適しています。

植え付け
ポップは苗からの植え付けがおすすめです。
春に苗が手に入ったら栽培してみましょう。
が伸びやすいようにネットなどを用意しましょう。

用土
プランターなどに植える場合市販の培養土が便利です。

肥料
植える前に元肥をまぜこんでおきます。
その後は成長期に液肥などを追肥します。

収穫
夏から秋にかけて松ぼっくりのような実をつけますので緑色のうちに収穫します。

 

 

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注意
ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。

 

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