リコリスとは
ハーブティーに利用するリコリスは地中海や中央アジアなどに自生するマメ科の多年草です。
別名「甘草」「カンゾウ」とも呼ばれ根の乾燥させたものは薬用植物で喉の痛み・炎症などに効能のある生薬としても用いられてきました。
リコリスティーの主な有効成分
・サポニン
・フラボノイド
・クマリン
・配糖体
・精油
・苦味質
・アスパラギン
リコリスティーのおすすめポイント
リコリスの効能として特筆すべきものは甘さの成分グリチルリチンです。
リコリス茶は別名「甘草」と言われるように甘みが非常に強くその甘みの量は砂糖の50倍ともいわれていますが低カロリーの不思議な植物です。
リコリスには強い抗ヒスタミン作用や抗アレルギー作用があるグリチルリチンが含まれています。
またリコリスに含まれるイソフラボンには女性ホルモンのエストロゲンと似た働きがあるため加齢によって減少する女性ホルモンの補充を助けるため更年期障害の緩和にも役立つといわれています。
甘みが強いので糖分を少なくできるためダイエットにも適しているといえます。
喉の痛みや炎症を和らげたい方、花粉症などアレルギーを予防、改善したい方などにおすすめの健康茶です。
スポンサードリンク
リコリス茶の淹れ方
リコリス茶は、生薬カンゾウとして古くから利用されてきました。
その特性をよく知り用途を守り上手に利用していきましょう。
①ポットにリコリスの茶葉5gと水600mlを入れ火にかけます。
②沸騰したら火を弱め3分~5分蒸らします。
リコリスティー飲用の注意点
リコリス茶は様々な栄養価もありますが、長期に使用または大量に使用することによって副作用がある場合があると言われています。
飲みすぎには注意して長期の使用は控えましょう。
また妊婦さん、授乳中の方、お子さんは摂取を控えておきましょう。
リコリス茶葉を手に入れるには
珍重されるリコリスですが、日本では自生しておらず手に入るのが難しく、育てるのも難しいといわれています。
お茶を試してみたい方はネットなどで手に入れることができます。
こちらの記事もおすすめ
スポンサードリンク
ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。