四季のある日本には季節ごとにさまざまな植物が生育しています。
その中には、古くから健康茶や野草茶として愛飲されているものも数多く存在します。
このサイトでは、そんな健康茶や野草茶として知られる、野菜や植物の効能や成分、淹れ方などを紹介しています。
大葉(青じそ)とは
大葉(青じそ)は、中国原産のシソ科シソ属の1年草の植物です。
大葉はさまざまな料理の付け合わせや薬味として、その清涼感ある独特の香りと風味は日本のハーブとして幅広く浸透しています。
大葉の 栄養素は
カロテン(ビタミンA)
熱量
タンパク質
脂質
炭水化物
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンC
カルシウム
カリウム
中でも
カロテン(ビタミンA)の100g当たりの含有量は
11000μgとダントツです。
青葉(青紫蘇)に含まれる主な成分の効能、効能
■カロテン
大葉にはカロテンが豊富に含まれています。
カロテンは体内に入るとビタミンAに変化します。
ビタミンAには皮膚や粘膜を正常に保つ働きや、目を健康に維持する働きがあります。
■ビタミンE
ビタミンEには活性酸素を除去する働きのある、抗酸化作用があるため老化予防ビタミンEで肌のしみ、しわを予防するなどアンチエイジング効果があるとされています。
■ビタミンC
ビタミンCは体内のタンパク質であるコラーゲンを作るのに欠かせない成分です。
またビタミンCには鉄の吸収を促進する、免疫を強化するなどの役目もあります。
美肌効果や風邪予防などの効果があるとされています。
■ロズマリン酸
ロズマリン酸には体内のサビをふせぐ抗酸化作用や糖分の消化を抑える働きがあります。
■食物繊維
植物繊維には大腸の働きを促進する働きがあるため便秘解消に役立ちます。
■ビタミンK
骨を強化するためにはカルシウムが有効ですが、カルシウムはビタミンKと一緒に摂取することによって骨に沈着させることができます。
カルシウムとビタミンKをともに摂取することで骨粗しょう症などの予防につながります。
■ペリルアルデヒド
大葉の香り成分ペリルアラデヒドには食欲増進効果や消化吸収効果を高めてくれます。
また強い殺菌作用、防腐作用があるため生の魚にあたるのを防ぐ効果があります。
刺身のかたわらに添える紫蘇には見た目だけでなくこういった効果もあったのですね。
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大葉の保存方法
①大葉の葉はきれいに洗ってざるなどに広げ3日間~5日間くらい程度、乾燥させます。
②乾燥した紫蘇を細かく切ります。
◆しそ茶の作り方
材料
一番てっとり早く摂取できる紫蘇茶はおすすめ簡単に作れるのでチャレンジしてみましょう。
材料
青紫蘇
水…1.8リットル
保存した乾燥紫蘇をお茶パックに入れやかんで沸かします
紫蘇酒の作り方
大葉がたくさん摂れる時期に手作りの紫蘇酒を作って
みましょう。
紫蘇の葉 70~80枚
氷砂糖 200g
レモン 2~3個
ホワイトリカー 1.8リットル
作り方
①紫蘇の葉は洗って水けを綺麗にふき取ります。
②レモンは皮をむき輪切りにします。
③消毒した瓶に紫蘇の葉と砂糖を交互に入れていきレモンを入れホワイトリカーを注ぎます。
④1週間~10日程で葉とレモンを取り出します。
1か月くらいで飲めるようになります。
入浴剤として
乾燥させた紫蘇野葉は入浴剤としても使用できます。
同じく細かく刻んでから袋に入れ浴槽に浮かべましょう。
血行がよくなり肌がすべすべになるだけでなくリュウマチや神経痛にも効果があると言われています。
大葉(青じそ)茶のおすすめポイント
大葉にはカロテンが豊富に含まれており、100g当たりの含有量は11000μgとダントツです。
カロテンは皮膚や粘膜を健康に保ってくれます。
大葉には鉄分が多く含まれていますので、貧血を緩和したい方や、鎮静作用があることから気持ちが高ぶって眠れないときなどにもおすすめの健康茶です。
健康茶を選ぶポイント
健康茶を選ぶ際は次の点に注意して十分に吟味しましょう。
①原産国を確かめる。
自分で育てたものが一番安全ですが、購入する場合は原産国や産地を確かめましょう。
②成分票を確かめる。
成分票が記載されているか、自分の体質に合うのかよく吟味しましょう。
③ブレンド茶の場合はそれどれの成分を確かめる
健康茶には飲みやすいようにいくつかのお茶をブレンドしているものがあります
それどれの成分が自分の体質に 合うのかよく調べましょう。
④無農薬のものを選ぶ
無農薬のもの、化学肥料を使わないものを選びましょう。
健康のために取り入れようとするものに体に合わないものを選んだら逆効果になってしまいます。
健康茶の特質を十分に知り必ず体質にあったものを選びましょう。
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このサイトで紹介しているお茶の効能につきましては一般的に伝えられている情報などをもとにしており、すべての方に効果があることを保証するものではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、また妊娠されている方など気になる方は、医師にご相談の上お試しいただくようお願いします。