フラックスとは
フラックスは、中央アジアを原産とするアマ科の一年草で日本ではアマ(亜麻)またはアマニ(亜麻仁)と呼ばれています。
草の丈は1mにもなり淡いブルーの美しい花を咲かせます。
茎からリネン(繊維が)ゴマに似た種からは亜麻仁油が取れます。ハーブティーにはこの種子が使われます。
フラックスティーの主な有効成分
・脂肪酸
・フィトステロール
・粘液質
・食物繊維
・青酸配糖体
・α-リノレン酸
・亜麻リグナン
フラックスティーのおすすめポイント
フラックスシードには体内では合成することができない必須脂肪酸の1つα-リノレン酸が豊富に含まれていることがわかり今注目されているハーブです。
フラックスティーは油分を含んでいるためマイルドながらやや油の香りがします。
フラックスシードにはEPAにに代わることで体内で記憶力などを高めたり、悪玉コレステロールや中性脂肪を抑える働きや細胞膜の
構成を助けるαリノレン酸が含まれています。
またホルモン様作用があるポリフェノールの成分亜麻リグナンも含まれています。
更年期障害やPMS、生理不順など女性特有の症状に効能があるため女性に優しいハーブです。
コレステロールが気になる方、更年期障害を緩和したい方生活習慣病を予防したい方などにおすすめのハーブティーです。
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フラックス茶葉の作り方
①種子が熟したら収穫します。
②埃などを取りざるなどに並べて干し乾燥させます。
③カラカラに乾いたら清潔な瓶などに保存します。
フラックスティーの淹れ方
①種は固いのですりつぶしておきます。
②ポットに潰したフラックスシードを小さじ1入れ熱湯を注ぎます。
③蓋をしたまま3分~5分蒸らして葛湯のように粘りが出たらいただきます。
フラックスティー飲用の注意点
大量摂取をするとかえって逆効果になる場合があります。
胃腸の弱い方や炎症のある方は飲用を控えましょう。
フラックスの育て方
栽培環境
日当たりがよく排水の良い場所を好みます。
肥料
肥料は特に必要ありませんが植える前に元肥を混ぜ込んでおきます。
その後は様子を見て与えます。
種まき
種まきに適している時期は春(3月4月)か秋(9月10月)です。
用土
水はけのよい土壌にするために土に赤玉土7と腐葉土3を混ぜ込んでおきます。
鉢植えの場合は市販のハーブ用の配合土が便利です。
大きくなりますので大きめ鉢に植えておきましょう。
水やり
乾燥に強いので、乾燥気味に育てます。
表面が乾いたらたっぷり与えます。
収穫
種子が熟したら収穫します。
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ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。