アンゼリカとは
アンゼリカは、シベリアを原産とするセリ科の二年草で、日本ではセイヨウトウキ(西洋当帰)とも呼ばれています。
アンゼリカティーは鎮静作用やホルモン様の作用によりイライラを静めたり更年期障害の緩和などに役立つとされ利用されてきました。
アンゼリカティーの有効成分
・フィトステロール
・ショ糖
・アンゲリカ酸
・アンゲリカラクトン
・アンゲリシン
・ベルガプテン
・ビタミンB群
アンゼリカティーのおすすめポイント
アンゼリカティーはスパイシーな香りと苦みが特徴です。
飲みにくいと感じる方は甘みのあるハーブとブレンドしたり蜂蜜をいれるとよいかもしれません。
またアンゼリカティーは食前に飲むのが良いとされています。
アンゼリカには鎮静作用があるフランドレンが含まれています。
そのほかアンゼリカテーにはホルモンバランスを整えたり、血行促進や消化促進効果があるといわれています。
イライラを静めたいときや興奮して寝られないとき、食欲がない時などにおすすめのハーブティーです。
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アンゼリカ茶葉の作り方
アンゼリカティーには値の部分を使用します。
葉の汁でかぶれないよう手袋などを使用するとよいです。
①暑さに弱いので夏前に根から収穫します。
②軒下などで吊るして乾燥させます。
③完全に乾いたら根の部分を細かくカットして清潔な瓶などに保存します。
アンゼリカティーの淹れ方
①ポットにアンゼリカティーの茶葉をティースプーン1~2入れ熱湯を注ぎます。
②蓋をしたまま3分から5分蒸らしてからいただきます。
アンゼリカティー飲用の注意点
アンゼリカティーにはホルモンの分泌を調整する作用があるため次の方は飲用を控えましょう。
・妊娠中の方
・糖尿病の方
・お子さん
また健康な方も摂りすぎないよう注意してください。
アンゼリカの育て方
栽培環境
水はけがよくかつ保水力のある土壌、涼しい環境を好みます。
半日陰で、風通しがよ居場所、特に暖かい地方では西日が当たらない半日陰の場所を選びましょう。
植え付け
発芽率が悪いので、苗を植えるのがお勧めです。
大きく育つので鉢植えは向きません。
間隔をあけて植えましょう。
苗は春か秋に植えます。
用土
植える前にたっぷりと元肥を混ぜ込み肥えた土壌をつくります。
肥料
植える前に元肥をまぜこみ、その後も月に一度くらい薄めた液肥で追肥します。
水やり
根ついたらとくに必要ありません。
乾燥する時期には朝か夕方の涼しい時間帯にたっぷりと与えます。
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ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。