コルツフットとは
コルツフット(Coltsfoot)は中国やヨーロッパを原産とするキク科フキタンポポ属の多年草です。
日本でも道端や野原に自生しよくみかける植物です。
2~3月頃タンポポによく似た黄色い花を咲かせ、葉がフキに似ていることから日本ではフキタンポポ(蕗蒲公英)とも呼ばれています。
コルツフットティーの主な有効成分
・フラボノイド
・ムチン
・タンニン
・ピロリジジンアルカロイド
・イヌリン
・粘液物質
・苦味質
コルツフットティーのおすすめポイント
コルツフットティーには花、葉を使用します。やや渋みがありますがクセが少なく飲みやすい味です。
咳などを静めるのによいと言われていますが毒性の成分も含まれているため必ず量や期限を守って正しく使用しましょう。
コルツフットには粘膜質があり、これに呼吸器系を保護する働きや、胃の刺激物をつつみ保護する働き、呼吸器系を保護する働き、殺菌作用などがあるといわれています。
お茶のようにたくさん飲むタイプのハーブではありませんので咳などの症状を緩和したいときに1日1杯~2杯くらいにとどめておきましょう。
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コルツフットティーの淹れ方
①ポットにコルツフットティーの茶葉をティースプーン1入れ熱湯を注ぎます。
②蓋をしたまま5分ほど蒸らします。
コルツフットティー飲用の注意点
コルツフットティーには咳に効能のあるハーブとして知られていますが一方で成分の「アルカノイド」は大量に摂ることで肝臓に影響を与える場合があると言われています。
飲みすぎや長期使用は避けましょう。
また
・妊娠中の方
・授乳中の方
・キク科アレルギーの方
は使用を控えましょう。
コルツフットの育て方
コルツフットの栽培は比較的簡単ですが、同じ土地には生えないので植える場所を変えます。
栽培環境
乾燥も加湿も苦手なので、日当たりがよく、水はけ、風通しの良い場所が適しています。
夏の暑さに弱いので半日陰の場所を選び、鉢植えの場合は日陰に場所を移します。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料
植える前に元肥を施し、その後は成長期に緩効性固形肥料を与えます。
種まき
秋に種まきします。
用土
植える前に、赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜ合わせ水はけのよい土壌を作ります。
鉢植えの場合は市販の花と野菜の培養土を使えば簡単です。
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ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。