バレリアンとは
バレリアン(Valerian)はヨーロッパを原産とするオミナエシ科カノコソウ属の多年草で和名はセイヨウカノコソウ(西洋カノコ草)と呼ばれています
日本では非医薬品として扱われていますがドイツでは古くから薬草として利用され不眠症、精神不安への使用が認められています。
バレリアンの主な有効成分
・バアレポトリエイド
・精油
・アルカロイド
・イリドイド
・コリン
・タンニン
バレリアンティーのおすすめポイント
バレリアンティーは根の部分を使用します。
独特な強い香りがあるのが特徴で苦みもあり草のような味がしますので飲みにくい場合はブレンドして飲用するとよいでしょう。
バレリアンティーの強い芳香には中枢神経への鎮静作用があるためリラックスして安眠を助けるほか、生理痛や月経前症候群など女性特有の症状の緩和に役立ち女性に優しいハーブです。
また筋肉をほぐすバアレポトリエイドが含まれているため緊張性の肩こりや胃痛などの緩和に役立つと言われています。
更年期障害を緩和したい方、、ストレスを解消したい方、生理痛を緩和したい方などにおすすめのハーブティーです。
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バレリアンティー茶葉の作り方
2年目から収穫します。
①秋に地上部が枯れてから、根と根茎を掘り起こします。
②水洗いしたあとふき取ってから天日乾燥します。
③カラカラに乾いたら適当な大きさにカットして清潔な瓶などに保存します。
バレリアンティーの淹れ方
①ポットにバレリアンティーの茶葉ティスプーンティー1を入れ熱湯を注ぎます。
②蓋をしたまま3分~5分蒸らします。
煮沸かす場合
①やかんなどにバレリアンティーの茶葉を大匙 1と水 1リットルを入れ火にかけます。
②沸騰したらとろ火にして 5~7分ほど煮詰めます。
バレリアンティーの注意点
・妊娠中の方
・子供さんは控えましょう。
その他、長期摂取や過剰摂取、また睡眠薬などの薬との併用は避けましょう。
バレリアンの育て方
バレリアンは美しい花を咲かせることから南ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなど広く栽培されています。
栽培環境
日当たりの良い水はけのよい場所に植えます。
乾燥にも強いので、育てやすく、凍結する地域でなければ冬越しもできます。
種まき
春か秋に種をまきます。
苗がでてきたら、間引きして株を30くらい開けます。
水やり
地植えの場合は雨水だけで大丈夫ですが、雨に当たらない鉢植えでは表面が乾いたらたっぷり与えます。
肥料
日当たりがよければ痩せた土地でも育ちますので、ほとんど肥料は必要ありませんが、様子を見て緩効性化成肥料を少量与えます。
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ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。