ミルクシスルとは
ミルクシスルは地中海沿岸を原産とするキク科の2年草で日本ではマリアアザミとも呼ばれています。
ヨーロッパでは2000年以上前から肝細胞の修復を助けるハーブとして利用されてきました。
総丈は1mを超え夏に赤紫色の花を咲かせます。
ミルクシスルティーの主な有効成分
・シリマリン
・リノール酸
・オレイン酸
・フラボノイド
・ステロール
・ビタミン類
ミルクシスルティーのおすすめポイント
ミルクシスルティーはほのかに甘みがありやや苦みもある味ですがクセが少なく飲みやすいお茶です。
ミルクシスルティーに使われる種子には特有のシリマリンという成分が含まれておりヨーロッパでは古くから肝機能の修復に効果があるハーブとして利用されてきました。
お酒を飲みすぎたときなどにおすすめのハーブティーです。
また飲む前に飲用すると二日酔い防止に役立ちます。
ミルクシスルのもっとも特筆すべき点はミルクシスルだけが持つシリビン、シリジアニン、シリクリスチンなどのフラボノイド混合物、シリマリンという成分でこの成分には傷ついた肝細胞の修復を助ける働きがあると言われています。
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ミルクシスルティー茶葉の作り方
①秋に種を収穫します。
②ざるなどに並べて乾燥させます。
③カラカラに乾いたら清潔な瓶などに保存します。
ミルクシスルティーの淹れ方
①ミルクシスルの実をつぶす、叩くなどして味が出やすいようにします。
②ポットにティースプーン1のミルクシスルティーの茶葉を入れ熱湯を注ぎます。
③3分~5分蒸らしていただきます。
ミルクシスルティー飲用の注意点
ミルクシスルティーは妊娠中の方、授乳中の方は飲用を控えてください。
またキク科アレルギーの方は注意が必要です。
ミルクシスルの育て方
栽培環境
日当たりがよく、水持ちの良い土地を好みます。
肥料
肥料は特に必要ありませんが、植える前に元肥をまぜあわせておきます。
水やり
地植えの場合は降雨だけで育ちますが春と秋の成長期には水をたっぷり与えます。
鉢植えの場合は表面が乾いてきたらたっぷりあたえます。
用土
湿り気がある土地で育ちますから、腐葉土をまぜこんで水持ちのよう土壌にします。
鉢植えの場合は赤玉土7:腐葉土3に元比肥をまぜあわせます。
種まき
種から育てる場合は春か秋に撒きます。
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ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。