70歳の女性が自分の心地よいを一番大切にするために守りたい7つのこと

70代からの暮らし
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70歳を迎えた今、自分の「心地よさ」を大切にすることは、これからの人生をより豊かに、そして幸せに生きるために欠かせないことです。長年、家族や仕事、周囲の期待に応えてきた皆さんだからこそ、これからは自分の気持ちに正直になり、自分らしい生活を送ることを目指しましょう。そこで今回は、70歳の女性が「心地よい」を最優先に考え、これだけは守りたい7つのポイントをご紹介します。

1. 自分のペースを守る

70歳になった今、周囲のペースに合わせるのではなく、自分のリズムで生活することが大切です。若い頃は、仕事や子育て、人間関係などで忙しく、自分のペースを後回しにしてきた方も多いでしょう。しかし、70代の生活では「自分らしさ」を大切にしながら暮らすことが、心地よい毎日を送るカギになります。

例えば、朝はゆっくり起きて好きな音楽を聴きながらコーヒーを飲む習慣を作る、週に数回近所の散歩を楽しむ、趣味に没頭する時間を確保するなど、自分が心地よいと感じる時間を意識して取り入れてみましょう。

また、家族や友人に頼まれごとをされたときでも、「今の自分にとって無理なくできるか」を考える習慣を持つことが大切です。無理をして引き受けたことで体調を崩してしまったり、ストレスを感じることは避けたいもの。少しの勇気を持って「ごめんなさい、今はできません」と伝えることも、自分を守るための大切な手段です。

「ペースを守る」というのは、ただ怠けることではありません。自分が気持ちよく過ごせるリズムを作り、それを守ることで、充実感や幸福感を感じる生活が手に入ります。

 

自分の空間を整える

「住む場所」は人の気持ちに大きな影響を与えます。70代を迎えた今だからこそ、自分が一番リラックスできる空間を整えましょう。部屋にいる時間が多くなるからこそ、その空間が心地よいものであることが大切です。

まず始めたいのは、「不要なものを手放すこと」です。長年使っていない物や、思い出はあるけれど役に立たないものが家に溜まっている方も多いのではないでしょうか。こうした物を整理することで、気持ちもスッキリしますし、空間に余裕が生まれます。

また、自分の好きなインテリアやアイテムを取り入れることもおすすめです。例えば、好きな色のカーテンやクッションを選んだり、季節ごとに花を飾ったりするだけでも気分が変わります。さらに、アロマやキャンドルなど、香りでリラックスできる工夫を取り入れるのも良いアイデアです。

外の景色を楽しむ工夫も大切です。窓辺にお気に入りの椅子を置いて、読書やお茶の時間を楽しむスペースを作るのもおすすめです。自然光を浴びることで気持ちが明るくなり、心地よさがアップします。

自分の心地よい空間を整えることは、毎日を快適に、そして穏やかに過ごすための重要なステップです。

 

無理な付き合いはしない

70歳を迎えた皆さんにとって、「無理な付き合い」を続けることは、心地よさを損なう最大の原因の一つです。若い頃は、職場の人間関係や地域のコミュニティ、親戚付き合いなどで、自分の気持ちを押し殺して人に合わせる場面も多かったかもしれません。しかし、これからの人生では、そういった無理な関係から少しずつ距離を置く勇気を持つことが大切です。

特に、会うたびに気疲れしてしまう人や、価値観が合わずにストレスを感じる人とは、付き合い方を見直しても良い時期です。距離を置くことで、自分の時間やエネルギーをもっと大切なことに使えるようになります。

逆に、気の合う友人や家族と過ごす時間は、人生の喜びを感じられる瞬間です。長年の親友とお茶を飲みながら語り合ったり、孫と遊んで笑顔になったりする時間は、70代の人生をより豊かにしてくれるはずです。

また、「人間関係を断ち切るのは難しい」と感じる方は、無理のない範囲で距離を取る工夫をしてみましょう。たとえば、電話やメッセージで軽くやり取りするだけにとどめたり、相手と会う頻度を減らしたりするだけでも効果的です。

無理な付き合いをしないことで、自分にとって大切な人たちとの関係をより深めることができます。

 

体を大切にする

心地よい毎日を送るためには、心だけでなく体の健康も欠かせません。特に70代では、無理をしない体調管理が大切です。若い頃と同じように動こうとすると、体に負担をかけてしまうことがあります。

例えば、家事をする際も「一度に全部を片付ける」のではなく、「少しずつやる」ことを意識しましょう。料理、掃除、買い物なども自分のペースで進めることで、体への負担を軽減できます。

また、日常的に体を動かすことも健康維持には重要です。無理のない範囲での運動を取り入れると、体が軽く感じられるだけでなく、気持ちも前向きになります。具体的には、以下のような運動が効果的です

ウォーキング:近所を散歩するだけでも十分。自然を感じながら歩くとリラックスできます。
ヨガやストレッチ:無理のないポーズで筋肉をほぐし、体の柔軟性を保つことができます。
軽い筋トレ:椅子に座ってできる運動など、筋力を維持する取り組みがおすすめです。
食事も、体を大切にする上で重要です。70代では、体が求める栄養も変化しますので、バランスの取れた食事を心がけましょう。特にタンパク質やカルシウム、ビタミンDを多く含む食品を取り入れることで、健康をサポートできます。

そして何よりも、疲れたときは無理をせず休むことを意識しましょう。体を大切にすることは、心地よい暮らしを守るための土台です。

 

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自分の心の声に耳を傾ける

70代になると、これまでの人生を振り返り、「自分が本当にやりたかったことは何だったのだろう」と考える機会が増えるかもしれません。これからの人生をより心地よく過ごすためには、自分の心の声にしっかりと耳を傾けることが必要です。他人の期待や社会の価値観に合わせるのではなく、自分の本心を知り、それを大切にすることがポイントです。

心の声を聞くための第一歩として、日々の出来事や感情を記録する「日記」をつけるのがおすすめです。たとえば、「今日嬉しかったこと」や「ちょっと嫌だと感じたこと」を書き留めておくと、自分の気持ちの傾向が少しずつ見えてきます。具体的に記録することで、「自分はこういうことに幸せを感じるんだ」と気づける瞬間が増えていくでしょう。

また、日常の選択の中で、「本当にこれをしたいのか?」と自分に問いかける癖をつけるのも効果的です。例えば、友人との約束や家族の頼みごとに対しても、「これをすることで自分は楽しいと感じられるか?疲れすぎないか?」と考えてみることが大切です。もし、少しでも無理を感じるのであれば、断ることを選択するのも良いでしょう。

自分の心に正直でいることは、70代以降の心地よい生活を築くうえで不可欠です。他人に合わせすぎて自分を犠牲にしないことが、精神的な充実感を得るための秘訣です。そして、こうした習慣を取り入れることで、自分自身をより深く理解し、心から幸せを感じられる日々を送ることができるでしょう。

 

新しいことに挑戦する勇気を持つ

70歳を迎えたからといって、新しいことを始めるのに遅すぎるということはありません。むしろ、人生の新たな章として、新しいことに挑戦することで毎日をもっと豊かで活気に満ちたものに変えることができます。「もう年だから」と諦めるのではなく、「今だからこそ挑戦してみたい」と思えることを探してみましょう。

例えば、以前から興味があった趣味に挑戦するのも一つの方法です。絵画や陶芸、ガーデニングなど、クリエイティブな趣味は心を癒し、新しい楽しみを提供してくれます。また、手芸や料理の教室に参加してみると、新しい技術を学びながら同じ趣味を持つ仲間と出会うことができるでしょう。

さらに、最近はオンライン講座や学習サイトを活用して新しい知識を得る機会も増えています。インターネットを使って外国語を学んだり、歴史や文化について勉強したりと、自宅にいながら新たな挑戦が可能です。こうした学びの場では、年齢に関係なく好奇心を持つことが大切です。

運動面でも新しいアクティビティに挑戦してみるのもおすすめです。例えば、近年注目されている「ノルディックウォーキング」は、体への負担を軽減しながら全身を使って運動できるため、シニア世代に人気です。初めて取り組む運動でも、無理のない範囲で楽しむことで新鮮な感覚を味わえます。

新しいことへの挑戦は、不安や戸惑いを感じることもあるかもしれません。しかし、挑戦を通じて得られる達成感や自信、そして新しい人との出会いは、人生をさらに豊かにする力を持っています。70代だからこそ、自分のペースで「初めて」を楽しむ時間を作りましょう。

 

感謝の気持ちを大切にする

70代を心地よく過ごすためには、感謝の気持ちを忘れないことがとても重要です。長い人生の中で、家族や友人、日常の中にある小さな幸せに感謝の気持ちを持つことで、心が穏やかになり、前向きな気持ちを保つことができます。

感謝の気持ちを大切にするためには、日々の生活で「ありがとう」を意識する習慣をつけましょう。たとえば、朝起きて陽の光を浴びたときに「今日も新しい一日が始まることに感謝」、おいしい食事を口にしたときに「この食事を作れた自分、そして食材に感謝」など、日常のささいな場面に目を向けるだけで、心が温かくなります。

また、周りの人たちに感謝の気持ちを伝えることも忘れないようにしましょう。家族や友人に直接「ありがとう」と言葉にすることで、相手も自分も嬉しい気持ちになり、関係がさらに深まります。言葉にするのが照れくさい場合は、感謝の気持ちを込めて手紙を書くのもおすすめです。

さらに、自然や環境への感謝も心を豊かにします。散歩中に美しい花や木々を眺めて、「この景色に出会えたことに感謝」と感じるだけで、その日が特別なものに思えてきます。こうした気づきは、日々の生活の中で感謝を感じる感性を育てる助けになります。

感謝の気持ちを持つことで、心に余裕が生まれ、どんな状況でも前向きに対応できるようになります。70代は、感謝を通じて人生の豊かさを再確認する素晴らしい時間です。

 

自分にとって本当に大切なものを見極め、心地よい暮らしを実現するために、ぜひ今回のポイントを参考にしてみてください。あなたの70代が心温まる素晴らしい時間になりますように。

 

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