スマホの使い過ぎで起こる「スマホ肩」が増加。あなたは大丈夫?
会社や学校でも、また電車などの移動時間にも
なかには入浴中やベットに入ってからも
気が付けばスマホを見てる。
そんなスマホ(スマートフォン)を使いすぎること
によっておこると言われるスマホ肩
あなたは大丈夫?
最近のスマホの普及率はめざましく総務省が27年に発表した
調査ではスマホ普率が64.2%(前年比1.6ポイント増)と
急速に進みついにスマホユーザーが6割を超えました。
それにともない
今までにはあまり聞かれなかった
スマホ肩、パソコン老眼、ストレートネック
といった症状を桃にするようになりました。
これらの症状はスマホが普及して年数が浅いために
まだ医学的にはっきり証明はされていませんが
スマホの使いすぎが大きく影響しているのでは
といわれています。
スマホを使い続けることでおこる疾患は
●スマホ肩
長時間前かがみの同じ姿勢を続けることにより
肩に力が入りやすく、肩こりや頭痛
ひどくなるとめまいや吐き気などの症状が出ます。
●ストレートネック
スマホの小さな画面を覗き込むために
首が前に突き出て猫背のような姿勢になってしまいます。
本来は湾曲することによって5キロほどもある頭を支えていた
首の形状が前かがみの姿勢を続ける事によって
前に傾斜しストレートネックの原因になるいわれています。
●テキスト・サム損傷
スマホの底を小指で支えるような
持ち方で長時間スマホを使用していると
スマホの重みで小指が変形するのではと推測されています。
●スマホ老眼
目の酷使によって目の周りの筋肉が硬くなって
負担がかかり、近いところが見えにくくなる老眼のような
症状が若年層にも広がっているといわれています。
●スマホ腱鞘炎
長時間の使用やゲームに夢中になり画面を強くタッチするなど
指や手首を酷使することによって、関節の障害や
指や手首などが痛むスマホ腱鞘炎も増加しているようです。
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スマホが影響と思われる症状
●目が疲れやすい
●ドライアイ
●後ろに首をそらすと痛みがある
●腕をまっすぐ上に伸ばすことができない
●身体を後ろにねじることができない
●肩のコリや痛みがある
●手のしびれや頭痛、めまいがある
●肩甲骨のあたりが痛みを感じる
●気が付けば背中が丸くなっている
●スマホをしている時に腕が疲れたりしびれたりする
●家の中で柱などにぶつかることがある
●夕方になると物がぼやけて見える
●近くのものを見る際にピントが合わない
●遠くはみえるけど近くが見えづらい
●小さい字をみる時は、遠くに離すと見えやすくなる
●指に痛みがある
スマホ肩、首、目の疲労の改善方法
●姿勢に気をつける
スマホを見る時は、背すじを伸ばし
スマホを立てかけるなどできるだけ顔の高さに近づけ
前かがみの体制にならないように注意しましょう。
●スマホの持ち方に気をつける
小指に負担がかからない持ち方をしましょう。
●適度に休憩をする。
長時間同じ姿勢でいることがないように適度に
休憩をはさみ背伸びをしたり首を後ろに倒したり
肩を回したりしましょう。
●フォントの設定を大きくしたり輝度の調整をする
視力のよい人でも細かい画面を見続けると目が疲れてしまいます。
文字を大きくしたり輝度を調整したりして工夫しましょう。
●眼球エクササイズをする
目の周りの血行をよくすることで
パソコン老眼を改善しましょう。
まず肩の力を抜いてから
①目を上下にゆっくり動かす。
②目を左右にゆっくり動かす。
③目をゆっくり右回り、左回り交互に回す。
①から③の動作ををなんどか繰り返します。
●目のホットパックをする
温めることで血行を良くし、目を楽にしてくれます。
蒸しタオルをまぶたのうえにのせあたためます。
※やけどに注意しましょう。
●野菜や果物を多くとる
目の毛細血管はとても繊細です。
野菜や果物を多く摂取することで
体内で発生する活性酸素を除去する効果が期待できます。
電話とパソコンの機能が一体化したような便利さで
今や日常生活にかかせないアイテムとなったスマホですが
長時間の使用による身体への影響を考え
時間を決める、意識してスマホを見ない時間を作る等
自分なりに工夫していきましょう。
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