ヒソップとは
ヒソップはヨーロッパ、中央アジアを原産とするシソ科の多年草で和名はヤナギハッカ(柳薄荷)と呼ばれています。
草丈は40~60㎝ほどになり初夏から夏にかけて紫色の美しい花を穂状につけ、ティーには葉と花が使用されヨーロッパでは古くから気管支・消化器系に薬効のあるハーブとして利用されてきました。
ヒソップティーの主な有効成分
・グリコシド
・タンニン
・フラボノイド
・揮発性油
・精油
・苦味質
・配糖体
ヒソップティーのおすすめポイント
ヒソップティーは清涼感のある爽やかな香りとすっきりした風味でのみやすいハーブです。
ミントのような香りがありハーブティーとして飲まれるほか香辛料としても利用されています。
ヒソップには抗菌作用や発汗作用、駆風作用、抗炎症作用や去痰作用などがあるといわれています。
痰や咳を緩和したい方、風邪やインフルエンザを予防したい方低血圧を改善したい方、またおなかが張って苦しいときなどにおすすめのハーブティーです。
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ヒソップ茶葉の作り方
ヒソップティーには花、茎、葉を利用します。
①はながさいたらすぐに茎からカットします。
②紐で束ねて吊るして乾燥させます。
③カラカラに乾いたら、はさみで適当な長さにカットし清潔な瓶などに保存します。
ヒソップティーの淹れ方
①ポットにヒソップティーの茶葉ティースプーン1入れ熱湯を注ぎます。
②蓋をしたまま5分ほど蒸らしてからいただきます。
ヒソップティー飲用の注意点
ヒソップティーは効能もありますが
・妊娠中の方
・血圧の高い方
・てんかんのある方
は飲用を控えましょう。
また大量飲用はしないようにしましょう。
ヒソップの育て方
栽培環境
日当たりがよく、風通し水はけのよい土地が適しています。
種まき
種から育てる場合は春か秋に撒きます。
肥料
肥料は特に必要ありません。
植えるときに腐葉土を混ぜ込んでおきます。
水やり
降雨だけで育ちますが、あまりに乾燥が続くようなら朝か晩にたっぷり与えます。
鉢植えの場合は表面が乾いたらたっぷり与えます。
用土
水はけのよい土壌を作るため土に赤玉土と腐葉土をまぜあわせます。
収穫
花が咲いたら茎からカットします。
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ハーブティーは医薬品ではなく食品です。
合う、合わないは人によってさまざまですし、効能がすべての人に保証されるわけではございません。
お薬を飲まれている方、持病のある方、妊娠されている方など、気になる方はかかりつけの医師に、ご相談の上お試しください。